フィリピーナと共に
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2013年10月15日

701.Nさんの冒険 AGAIN 番外編

M「Nさん、ちゃんと家で一杯やってます?」
N「今、起きました」
M「あら? 済みません、起こしちゃいました? 再就寝して下さい」
N「ソファで寝てました」
M「店の?」
N「うちの」
M「( ̄O ̄;)」
N「ははは」
M「ご家族はもうご就寝ですか?」
N「今、上がっていきました」
M「そうですか。無事に目覚めたのを確認して? 実はこのまま目覚めないことを心配していたとか?」

M「・・あっ、返答に困っていますね」
N「今日は帰ってから、家族は半沢、私はソファ〜で少しお休みしてました」
M「こちらはまだ、最新の半沢を見れていません」
N「少し寝てから犬の散歩をするつもりが」



N「・・・・今起きました」
N「半沢の作者は同郷です」

M「犬の散歩をするつもりが・・・、夢精しましたと言われたら、どうしようか思ってしまいました」
N「いや、少しでてたかも?」
M「( ̄O ̄;)・・・夢精に無言」
N「語呂がいいですね」
M「サルマ&ナルシみたいに?」
N「マーンドナルシ」
M「????」

 随分無駄にスペースを使ってしまったが、これはNさんと僕のチャット会話の一部だ。皆さんに、少しはNさんの天然具合が伝わっただろうか?

 マニラの件をブログで展開し始めるに当たり、僕は事前にNさんから了解をもらっていたが、それでも気になり連載三作目を公開した後、もう一度Nさんに連絡した。三作目は、ゴーゴーバーでの一幕を書いたものである。

M「Nさん、Nさんの冒険シリーズ展開中ですが、大丈夫でしょうか?」
N「駄目だー。
僕はな〜んてHな、男だったんだ。
あーぼくは、もっと、大人にならなきゃとマジで反省して、落ちこんでます。
特にレイスリーさんのコメントに凹んでます。
でも、自分を見直す機会になりました。

ってな感じで、私は凹み気味です。

いやー、ブログを読んで、自分を客観視するのは、いいですね。
有難うございます。

今日は、3連休の初日です。
マークさんは、読書してるのかなー?
と考えながら、私は仕事してます。

ブログは大丈夫です。
うちのかあちゃんは、いつも通りです。
今日も、家族揃って、喫茶店でモーニングしました。

ところでですが、奥様はお元気そうで何よりです。
マークさんの、肩の痛みが、きになりますね。
また、こちらから、ご連絡します。

ドンドン書いてください。

忍者で数字をチェックしてましよ。
では、仕事します」

 Nさんの様子が分かりやすいので、原文のまま紹介した。「チェックしてましよ」は、「チェックしてますよ」の打ち間違いだと思われるが、Nさんは時々、打ち間違いかそれとも本当にそのように打っているのか分からないことがある。

 実はNさん、フィリピンから帰国後は、社会復帰するのに毎度苦労されているようで、今回も仕事が辛いとおっしゃっていた。日本に帰れば残業に休日出勤と、いつでも精神的に疲弊されている。その疲弊が先ほどのような妙な会話に繋がっているかもしれないと感じる時、僕はNさんに、大丈夫か? と問いかけたくなる。
「疲れた」「嫌なことがあって落ち込んでいる」とNさんが弱音を吐く時、僕は「よく働きよく遊べ、そうして日本男児の鏡になるべし」という趣旨のことを言い彼を励ますが、Nさんはすぐにその気になってまた働き過ぎるようだから、彼は本当に加減の難しい方だ。
 そうした日本の社会から離脱した僕には、Nさんの勤務状況が異常に映るし遠い世界の出来事のように見えてしまうが、僕もかつては同じだった。
 こうした世界で生きる人たちは、貧困ではないがまた違った苦労がある。日本人はそうやって稼いだお金をフィリピンに運び、日本人は心のゆとりを、フィリピン人は金銭的なゆとりをお互い交換し合い、慰め励まし合っているのかもしれないと、Nさんを見ていて思うことがある。

 実は最初にこのNさんの冒険シリーズを公開しようとした時、日本である事件が起きていた。知り合いの日本人-フィリピーナカップルが、思いがけず破局を迎えたのだ。その方はその一部始終をご自分のブログに公開し、僕はそれを読んで少なからず驚いた。
 本来このマニラの出来事はもっとチャラチャラした内容だったが、その方の破局物語を読み、僕のその気分が吹き飛んだ。よって、僕は当初用意していた原稿を捨てたのである。それから妙に、書けなくなってしまった。
 
 その方のブログでは、相手のフィリピーナが自分を裏切り去ったように書かれているが、僕はそれを読んでさえ、そのストーリーが信じられなかった。もちろん書き手は、女性に対する恨みつらみをそこに吐露していたのではなかった。ただ事実として、淡々と彼女の裏切り行為を描いていただけだった。そうなったのは、自分が至らなかったからだとも嘆いていた。僕もそこは、その通りだと思っている。なぜなら僕は、会って自分の目でその人となりを確かめた相手の女性の出来事として、その展開がどうしても信じられないからである。いや、展開は事実だとしても、女性が男性を裏切る気持ちの部分で、読み手に誤解を招く書き方ではなかったか。
 その女性に対する自分の印象は、芯が強く頭の良い女性であり、彼女の裏切り行為の顛末を読んでさえ、僕は彼女がお金や快楽のために簡単にパートナーを裏切ったとは信じられなかった。その自分の考えは今でも変わらず、僕は彼女が心の奥底にしまい込んだ真実の思いを、いまだに信じている。表面的な結果をみれば酷い裏切り行為だが、その女性が味わった葛藤は、さぞかし激しいものではなかったかと想像しているのだ。

 その出来事になぜそこまで影響を受けてしまったのか。それは、僕自身が信じていた人の裏切り行為をブログで目の当りにし、他人事に思えなくなってしまったからである。自分の目は節穴だったのだろうか、ならばそれは、自分のパートナーにもあり得る話ではないだろうか。その自分の考えに、僕は戦慄を覚えるほどの現実味を感じた。
 しかし同時にこの出来事は、フィリピンの生活環境が、日本人が考えるほど甘いものではないという証左だったのだろうことを、僕に激しく感じさせた。その女性は家族を含めた自分たちの将来のために、長年連れ添い世話になった男性を捨て、他の男を選んだというストーリーだからだ。

 今回の「Nさんの冒険 AGAIN」五話の中で、僕はそこに感じたものの一部を少し訴えたつもりである。心の繋がりのこと、貧困との闘いのこと、その闘いの現場のことである。
 自分がゲームの盤上からはみ出しそうになれば、フィリピン人は真剣に、次のゲーム盤を探さなければならないのだ。愛や操を大切にしたいと思っても、生きていけない愛と操は涙を飲んで捨てなければならないのが、フィリピーナなのである。愛と駆け引きが表裏一体になった世界で、彼女たちは生きている。
 フィリピンという国は、その国に生まれ育ったフィリピン人にも、そして日本人にも、それだけ過酷な国なのだろう。それゆえに、そこでは生死や人生を賭けた様々な勝負が展開されているのだ。時にはそれだけの思いを、こちらも同じ重みを感じて受け止めなればならないということを、頭の隅にしっかりと焼き付けておくべきと思われる。
 Nさんの冒険を、そのような視点で読んでいただけたなら幸いだ。



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posted at 01:25
Comment(6) | TrackBack(0)
カテゴリー:Nさんの冒険
エントリー:701.Nさんの冒険 AGAIN 番外編
この記事へのコメント
markさん、こんにちは。
いやいや、そこまでですか、markさんNさんには取り直しを宜しくお願いします。
今はNさんを愛しい人と思ってますので、いずれお会いしたときでもゆっくり「オ.モ.テ.ナ.シ」をしたいとお伝え下さい。(笑)いや、これは本当に。

ふむ〜。別れたお二人の事を存知あげないので私は何とも言えませんが、男と女は所詮愛とお金のバランスの中に生きてるんじゃあないでしょうか。ましてフィリピーナが100%愛があって日本人と結婚するケースはそう多くはないでしょう、日本にいて働きたいとかファミリーにお金の事ばかり言われるのでフィリピンにいたくないとか、愛は少しでそんな理由で結婚するケースも多いですよね。日本人のダンナもそれを承知で結婚するんでしょうが、自分のサラリーをフィリピン人の奥さんに預けるケースは少ないでしょうね。そこに信頼関係が生まれますかね。
日本人の男は愛情表現がへた過ぎでしょう、女は毎日「愛してる」を聞きたい生き物なんですよ。
と偉そうに言っている私も実はバツイチなんでハハハと笑ってごまかすしかないですが。
markさんは心配ないです、心配なら「マラーミンマハルキタ」と言ってチューすれば大丈夫です。
またまた失礼しました。
Posted by レイスリー at 2013年10月15日 19:14
>レイスリーさん
レイスリーさん、こんばんは。
僕はNさんに約束しました。
終盤まで、Nさんの汚名を返上できる展開(事実は曲げませんが)にします。今を忍んで、最後は100倍がえしだぁ〜。

Nさんも、携帯の向こう側で握りこぶしをあげて奇声を上げていました(笑)・・
(これは僕が作ってます。でも、それくらいの勢いがありました)
約束を果たせ、ほっとしています。

さて、男女の件です。
100%愛があるとは何でしょうか? 日本人女性と結婚する場合は、その女性に100%の愛があると思ってよいのでしょうか? 100%ということは何かが基準になっているはずですが、その基準は何でしょうか?

実は、これは以前、僕が自問自答した内容です。
答えは・・・分かりません。
というか、答えが分かる必要もないかと思いました。

これは、レイスリーさんのおっしゃっていることを否定しているのではありません。
実際に、生活を考え日本人と結婚を希望したり実際にするフィリピーナは多いと思います。
あとは、実際一緒に生活してみて、しっくりくるか、幸せか、それだけだと思います。
結婚は運命共同体になるわけで、相手のことが自分のことになります。それを考えてくれない者同士の結びつきは破綻するでしょう。意味がないからです。

ここで意味という言葉を使いましたが、意味がなくても愛があれば・・と思う方もいるかもしれません。しかし、一緒にいる意味や意義から愛が生まれることは往々にしてあります。逆に、最初にあった愛が、それを感じられず消えることもあります。
つまり先に立つ愛がなくても、きちんと相手を思う気持ちを持つ人であればそれが相手に伝わり、結局愛をもらえるのではないだろうか。

僕はそう考えることにしました。
特にフィリピーナは、情というものをきちんと心で理解します。これは乾いた日本人より熱いものを持っているような気がします。
それに一緒にいると楽しい。珍会話、珍思考、珍事件と、イラつきながらも楽しめます。

最後ですが、モナも生きていけなければ、必ず何かをしますよ。それは自分も同じかもしれません。人の常識や普通の日常は、食えることが前提です。だから絶対はないんです。
そうならないよう、僕はがんばらないといけないということでしょうね。その上でのチューでないと、効果は期待できません。



Posted by Mark at 2013年10月15日 20:35
markさん今晩は。
ウ〜ン、私も文章べたですね。駄目ですね。
markさん私が言いたいのは日本にいてもフィリピンで暮らしてもフィリピーナと日本人のカップルに幸せになってほしいという事です。
勿論、一般で言われるように離婚の原因として文化や宗教や言語の違いやファミリーの面倒をみるなど多々問題はあるかもしれません。
フィリピーナと暮らすにはモグラ叩きのように問題が出てくるでしょう、それらがある事をお互い理解して乗り越えてほしい。
彼女達は彼女達なりに覚悟を決めて結婚しているわけですからね。
markさんが言われるようにダンナが頑張ってる姿を見れば情が大きくなる事もあるでしょうし、熱く燃え上がった二人でもお互いの理解のバランスが崩れて情がなくなってしまうかもしれません。
こんな事はmarkさんのブログを訪れる方達は重々お分かりだと思います。
ただ余りにもフィリピンというだけで嫌悪感を持つ人間が多いのを只今しみじみと感じてるところなので、誤解があったら申し訳ないです。
ウ〜ンやはり文章べたですね私は(笑)
Posted by レイスリー at 2013年10月15日 23:02
>レイスリーさん
再びこんばんは。
最初から、誤解など全くしておりません。
これは自分だけではなく、他の読者の方でも、レイスリーさんのコメントが、どのような気持ちや前提で発せられているのか、感じていると思われます。
つまり、僕のコメントレスの書き方がまずかったようですね。済みません。

フィリピンに対する偏見って、まだあるんでしょうね。まあ、何となく分かります。
僕は最近、そのような偏見に出会っても、腹が立たず無視できるようになりました。
Posted by Mark at 2013年10月15日 23:35
>markさん
早速のお返事有り難うございます。以前知り合って12年程のフィリピーナと結婚するお話ししたと思いますが、兄弟三人はフィリピンと聞いただけで猛反対、話の内容は全くの偏見です。
私がもっとも嫌いなのが人種に対しての偏見なので兄弟との縁を切ることに何ら異論はないのですが問題は兄弟達に吹き込まれた私の同居している高齢の母親が反対に回ってしまった事です。
markさん、恥ずかしながらまたつまらない話をして申し訳ない。
57にもなって人生はなかなか儘ならないと思うのは不徳のいたすところなんでしょうね(笑)。
Posted by レイスリー at 2013年10月16日 00:23
>レイスリーさん
ありがちなお話ですね。
何と返事を差し上げて良いのか迷う内容です。
人様のご家庭のことは、そこにいる方しか分からない事情や状況がありますから。

単なる偏見であれば、その偏見を一つ一つつぶしていくしかありませんが、周囲の人で同じケースの場合、我が道を行く方式を選択された方が多いような気がします。
僕が同じ状況であったなら、やはり我が道を行くでしょうね。ただ、親には分かってもらいたい。僕なら親には相手と会ってもらい、誤解を解こうと努力すると思います。
僕の場合、親におかしな偏見はありませんでしたが、周囲にいるフィリピーナ嫁をもらった息子が、田畑を売りフィリピン家族に貢いで傾いたとか、財産が無くなったら捨てられたとか、そんな実例を出され、あなたは大丈夫なのかと心配されたことがあります。

僕は、そんな事例はあるだろうし、そうなったのはそうなった理由がある、男性側に最初から女性を見る目がなかったり、男性側が舞い上がって結婚したが、慣れてくると地が出て奥さんに愛情をかけてあげなかったり、そんな理由があるものだと説明しました。
自分も捨てられないとは限らないが、そうなったらまた自力で頑張るし、そうならないよう努力をする、それに彼女は悪い人間ではないと言いました。
そのような親の心配は理解できたので、それをできるだけ払拭するため、モナと二人でよく田舎に電話もしました。そうして会話を続けているうちに、親も安心してくれたような気がします。

しかしここは、僕には頑張って下さいとエールを送ることしかできません。
それ以外、具体的に役立つことがあればおっしゃて下さい。
ブログで公開しているメールアドレスは
cybermogu@yahoo.co.jp
です。宜しくお願い致します。
Posted by Mark at 2013年10月16日 01:26
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