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2009年04月13日

リン1 電話と送金

夢のようなバケーションを終え、帰国、日常の仕事と現実の世界に引き戻されてしまった。

しかし仕事が終わってからは、リンに毎日電話をするようになった。
当時は2000円で40分強の会話ができた。
最初のうちは、途中で残高が0になってもすぐにコンビニへ駆け込み2000円を入れ、再度電話をすることが多かった。
会話が盛り上がると、お金の勘定は二の次になってしまっていた。
結局一日で、電話代に6000円や8000円を使うことも珍しくはなかった。

それが毎日になると、さすがに僕の生活費の中で、電話代が大きなウエイトを占めてくる。
10万円をフィリピンへ送金する約束をした時に、まさか電話代にもそれと同様、もしくはそれ以上のお金がかかるなどは夢にも思っていなかった。

通算で国際電話に使ったお金がいくらになるかは定かではないが、リンにパソコンを買い与え、インターネットをひいてあげた方が、はるかに安く済んだはずだと思ったのは、ずっと後のことである。

初めてフィリピンに送金する際には、ますます戸惑った。
とりあえず銀行に行けば、国際送金ができるかもしれないと思い、駅前の都市銀行に行って、窓口で聞いてみた。
応対は若い女性だった。

「送金先の国はどちらですか?」
「フィリピンです」
「それではこちらの書類に必要事項をご記入ください」
と、複写式のA4サイズの書類を渡された。

僕はこのとき、この人はフィリピンの若い女を囲っているスケベ親父なんて思われるかもなぁなどと考え、一刻も早く送金を済ませ、銀行から出て行きたいと思っていた。

書類を書き終えて窓口に提出したら、

「この受取人とは、具体的にどんな御関係ですか?」

と聞かれた。僕は受取人との関係を友人と記入していた。

「あ、あの〜、友人ではだめですか?」

「・・・・・」
受付の女性が無言でこちらを見つめる。

「具体的にいうと、こ、こいびとです。もっと詳しく説明する必要がありますか?」

一瞬なぜか、愛人という言葉が脳裏に浮かんだ。
あやうくその言葉を口にしそうになり、かろうじて恋人と説明した。
確認質問の一つ一つがプレッシャーとして、あせっている僕の心に突き刺さった。

もしそれ以上無言のプレッシャーをかけられたら、僕は彼女との出会いやら、体の関係があるなどと、いらぬことを話してしまっていたかもしれない。

「あ!それ以上の説明は結構です。わかりました。」

「使途なんですが、生活費なのでそう書きましたが、それで宜しいですか?」

「ちょっとお待ちください。 え〜、結構ですよ。実は最近テロ組織に対する送金防止の目的で、国がうるさいんですよ、そのへんのこと・・で、送金金額はいくらですか?」

「10万円です」

その女性が、何やら書類をめくりながら言った。
「え〜、それでしたら手数料が6500円になりますので、106500円をご用意ください。」

こうして僕の初めての国際送金が終了した。
相手の銀行へは、次の日に入るという。

この送金方法も、今であればもっと賢い方法がいくらでも思いつくのであったが、しばらくは、一度経験をした銀行送金を何度も利用した。

リンの手元にお金が入ったと聞いた時には、嬉しかった。

いずれもお金のかかる方法ではあったが、二人のコミュニケーションを維持する手段と、お金を送金する手段を確立したことが嬉しく、そして安堵した。

それまで国際恋愛など考えられなかったが、その気になれば、障害など取り除けるものだと、自分で自分に関心していた。

僕はその後、3年間ほぼ毎日、リンと英語で会話することになったのである。
おかげで僕の英会話能力は、会社の中でも飛びぬけて目立つほど向上したのであった。

※一口メモ
現在その銀行は、口座を持っていないと送金できなくなった。
また銀行によっては面倒なことは聞かれず、事務的に簡単に送金できる場合もあったが、いずれの都市銀行も、1万円の送金でさえ6000円から7000円の手数料を取られてしまう。

もし今送金に関するアドバイスをするのであれば、銀行送金の場合は、メトロバンクの東京支店からの送金が手数料が安いので、お勧めである。

また違法であるかもしれないが、日本在住のフィリピーナで、送金ビジネスをやっている人にお願いするケースもある。フィリピンの都市部であれば、相手の家までお金を届けてくれる。

一番のお勧めは、銀行の国際カード(裏にPlusなどと書いてある)を作り、それを相手に持たせると、口座にお金を入れるだけで現地で現金を引き出せる。これが一番手数料が安くて、リアルタイムにお金を渡せる手段ではないかと思われる。クレジットカードと違い、口座に入っているお金だけを引き出せるので、後でとんでもないことになる心配も少ない。

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posted at 17:00
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カテゴリー:国際恋愛
エントリー:リン1 電話と送金

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