フィリピーナと共に
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2011年08月17日

321.ドライバーズライセンス

どうやら僕は既に、このフィリピンでステューデントライセンス(車やバイク免許)を取れるらしい。
これは日本で言う仮免許のようなもので、申請さえすれば、簡単にそのライセンスを取得できる。取得すれば、免許保持者が一緒の場合に限り、堂々と公道を運転できることになる。ただし有効期限は一か月。その後本試験(筆記、実技)をパスして、正式なドライバーズライセンスに移行する。

実は今、僕は無免許でバイクに乗っている。
時々検問をしている国道はできれば運転を避けたいが、免許を持っているモナの後ろに乗って国道を走るのは、無免許で捕まることよりも怖いと分かってから、国道でもそうしている。
何事も命あってのことである。

モナの弟のジンは、免許はあるが期限切れ。日本で言えば無免許扱い。
本日免許の更新をすると言うので、ついでに僕の免許も申請することにしたが、ジンは少々時間がかかるため2台のバイクで免許センター(LTO)に行く事になった。

免許取得手続きで無免許の僕と、更新切れ手続きで無免許の二人が、日本の免許センターのようなところへ無免許運転で出かける・・・、なんておおらかな国。

僕は最初の窓口で、エイリアンカード、パスポート、婚姻照明のコピーがあれば申請できることを確認し、すぐ近くのコピー屋さんに行って、足りなかったエイリアンカードのコピーを取った。
必要書類を揃えて申請窓口に提出すると、速攻で、外国人はレガスピでないと受け付けられないと言われた。
最初に大丈夫だと教えてくれたのは、すぐ隣に座るおばさん。
ほんの10分前、外国人の申請についての相談とやり取りが、レガスピに行けと言ったおばさんには十分聞こえていたと思われる(その証拠に、大丈夫と言ったおばさんは、レガスピに行けと言われた僕にアラッと顔を上げ、申し訳なさそうにしていた)が、その時にはまるで何も言ってくれなかった。
住民の上に役所の人間がいると思っているからこうなる。自分たちはサービス業だという意識がない。客をぞんざいに扱っても、決してつぶれないことだけはよく認識している。だから仕事振りが大変おおらか。(昔の日本の役所でも、似たような雰囲気があった)

レガスピは外人ドライバーを呼び止めて免許確認をするので、そのままバイクで行くのは危険。
レガスピはこれまで2回しか冒険していない。遠出の際は、念のために顔が見えないフルフェイスのヘルメットをかぶる。しかしそのヘルメットは今汗臭いので、最近は顔が丸見えのヘルメットを着用している。
結局再びパーフェクトな無免許で、国道を走り自宅へ引き返した。

僕の日本の免許は期限切れだから、こちらで一から取り直すしかない。
試験はタガログか英語を選択できる。
勿論英語を選択するつもりだが、こちらでどのような試験問題が出るのか全く分からない。

万が一人を轢き殺したら、すぐに警察に逃げ込むこと・・○か×か・・などといった問いがあったりするのだろうか?もしこのような問題がでたら、とても悩む。
フィリピンでは被害者を誤って殺してしまった場合、ドライバーが逆上した被害者家族にその場でなぶり殺しにされる可能性があるため、ドライバーが警察へ逃げ込むなんてことが実際にあるのだ。
事故を起こした際、被害者が中途半端に生きていると金がかかるので、とどめをさす・・○か×か・・といった問いは、当然答えは×だが、実際にはこのようなことも、頻繁にあるらしい。これは被害者になった時に怖い。一度当たった車が、今度はバックで自分に襲いかかるという具合だ。
分かりにくいのはフィリピンの信号だ。マニラのような都会に行くと、歩行者信号が青になっても、車がどんどん突っ込んでくるので、道路を横断するのが難しい。車が交通ルールを無視しているようには見えないので、何かややこしい規則がありそうだ。
とにかくこのような状況だから、横断歩道に人がいる場合、歩行者優先で一旦停止をする・・○か×か・・と訊かれたら、心情的には答えは○だが、本当の答えはどっち?となる。
少々のアルコールを飲料しても、運転に自信があれば運転できる・・○か×か・・、みんなべろべろに酔っぱらっても平気で運転しているから、少々なら○か?・・と思わせてしまう実態がある。
交通規則違反でポリスに捕まった場合、袖の下で罪を逃れられたら幸運である・・○か×か・・、かなり悩ましい問いで、○の気もするが、×のような気もする。

いや、くだらないことで悩む以前に、基本的な道交法や標識の見方を勉強しなければならない。
(国や自治体に金がないから、道路ではあまり標識、信号を見かけない。特に速度制限標識は、ほとんど見た記憶がないから、決まった標識があるのかどうか知らないけれど・・)
試験はステューデントライセンス取得の一か月後。まだまだ時間はある。
試験前にはモナ先生の特別授業を受けなければならない。


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2011年08月16日

320.シャワーからお湯が出た!

本日、妙な事に気付いた。
我が家のシャワー温水器が、台風の影響で下がった水道水圧のためにスイッチが入らず、温水シャワーが使えないことは既にこれまでの記事に書いたことだが、たまたま本日、2階の別のシャワールームを使用したら、水圧が十分ある。
おやっと思い、すぐに自分の部屋のシャワールームに戻って水道の水圧を確認すると、やはり水がちょろちょろと出るだけではないか。
これまで台風の影響(隣町の被害)で水道水圧がだめになったと散々話していたモナにそれを言うと、壁の中の水道管のラインが違うからしょうがないと、訳のわからないことを言い始めた。
家の中の配管が違うとしても、よほど曲がりくねって、上に昇ったり下に降りたり、凄まじい遠回りをしない限り、同じ2階の水圧がそれほど変わるはずがない。

その疑問を持ち始めてから居ても経ってもいられなくなり、僕はどこで水圧が下がっているのか調査を始めた。
壁に出ている水出口から温水器へ水を供給する側を外したら、かなり勢い良く水が出た。水が噴き出すのは予想していたが、その勢いが予想を上回っていたので、バスルームの壁、床が水浸しになった。(我が家のバスルームは、バスタブ以外はトイレ、洗面所と一緒になっている)しかし、水圧が結構あることを、それで確認することができた。
続いて温水器の出口を外せば、ここも勢い良く水が出ているので、自分の服も水浸しになる。ついでにその時には、温水器のスイッチがしっかりと入ることが確認できた。
温水器の出口ホースを手で押さえ水量を制限してみれば、当然の結果で温水器のスイッチは切れる。しかし水道の出口を手で完全に押さえ切れるものではないから、その時に洗面所の方まで水が噴水のように飛び散り、辺りが次第に水浸しになった。

途中からバスルームに入ってきたモナにも水がかかり、彼女はキャーキャーと騒ぎ、二人でびしょ濡れになりながらこのような水圧調査を1時間ほど続けた。
結果、なんのことはない、最後の混合水栓を外してみれば、水が勢いよく出てくるではないか。つまり水栓が壊れているようで、お湯側の方だけ水の出が悪い。水栓を最大限に広げてもお湯側の弁が開ききらず、水がそこで詰まってしまうから温水器の中を通る水量が不足し、温水スイッチが入らないというのが真相のようだ。だから水栓を通さずにお湯を出せば水量は十分で、きちんとスイッチが入る。

この調査の過程で、他にも様々な不具合を発見した。
各所で使われているお湯側通路のパッキンが、お湯で溶けていたりぼろぼろになったりしている。耐熱仕様のパッキンが使用されていないのだ。これはとりあえず、古チューブをパッキンの形に切って、応急処置をした。
やはりフィリピンはいかん。目の行き届かないところでは、とんでもないことをしてくれる。長く使うことなど考えていない。とりあえずまともに動けばオーケーなのがありありである。おそらく混合水栓にしても、熱で弁がやられているのだろう。お湯を使用することが前提の水栓でありながら、日本ではお目にかかることができない、お粗末な故障だ。

また現状の水栓は簡単に分解できるタイプではなく、しかも壊してしまえば、水道の元栓をしめない限りバスルームの水を止めることができないため、とりあえず新しい水栓を買い替えることにした。しかし近場で安易に選べば、また同じことの繰り返し(すぐ故障)になる可能性が高いので、今度は少々高くてもまともなものを買いたい。
そして原因がわかってしまえば、何とか温水シャワーをすぐに使いたい。

さて、なんとかならんものかと、バスルームで頭からぽたぽたと水滴を垂らしながら考えた。頭から床に落ちる水滴の落ちるリズムが一定していて、変に心地よい。それが功を奏したか、ふと名案を思い付いた。
混合水栓のお湯側は詰まっているようだが、水側は水量がある。とすれば、水側とお湯側を逆に取り付ければ、普段はシャワーしか使わないのだから、それなりに使えるのではないかということだ。
反対に取り付けるには、水やお湯の出口を天井側に向ければ良い。蛇口は上側を向いていても、シャワー水の出口はホースの先についているのだから問題はない。

一旦部屋に戻っていたモナがバスルームに入ってくるなり、上下反対に取り付けられた水栓を見て、僕が間違ったと思ったらしく、「なにそれ、逆じゃないの」と勢い良く指摘されたが、僕は、これはわざとそうしたのだと自信たっぷりに言い、そしてモナの見ている前でお湯を出して見せる。
温水シャワーの水量感知スイッチがカチッと音を立てて入り、電源ランプが点灯する。
蛇口が天井を向いているので見た目は恰好が悪く滑稽だが、シャワーは問題なく使用できる。
温水器の電源が入った瞬間、二人で「オオー」っと言いながら、これでまた、シャワーが快適になると手を取り合うように喜んだ。
しかしモナはすぐに不安そうな顔を作り、「でもこれ、テンポラリー(一時しのぎ)だよね」と言うので、「もちろん」と答え、再び二人で、シャワーの水を何度も出したり止めたりしながら、温水器の電源が入ったり切れたりすることを確認し、喜び合った。

そこまでは良かったが、バスルームの中を水浸しにした罪は許してもらえず、壁や洗面台、洗面台正面の壁一面に取り付けられた鏡など、全て綺麗になるまでの拭き掃除が、これまた面倒であった。(モナはびしょ濡れになった床とマットの処理をやってくれたが・・)
それでも後片付けの後、水道水と汗でびしょ濡れの体を、修理後真っ先にシャワーで流させてもらった時には、再々の感動が込み上げてくるのだった。
日本で住んでいたら、なかなか味わうことのできない喜びである(笑)
これこそフィリピン生活の醍醐味・・・、いやぁ、めでたし、めでたし。


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2011年08月15日

319.忙しい日曜日

本日はオランダ人の来客があった。
先日オランダからフィリピンに遊びに来ていたママの叔母さんの娘が、純正オランダ人旦那と娘を連れて、我が家を訪れランチを共にすることになっていた。
旦那は肉を食べない、そして奥さんは日本料理が大好きと聞いていたので、そのような前情報のもと、僕は本日の献立を数日前から考えていた。

決めたのは、海鮮、野菜を中心とした次のメニュー。
海老チリ、青梗菜ソテー、ギンダラ照り焼き、チキン照り焼きステーキタルタルソース添え、冷やしうどん、海老味噌汁、ツナサラダ、ブロッコリーガーリックソテー(野菜を買っている時に、急遽モナが決めた)。

朝7時頃から市場に出かけ、海老やギンダラの代わりになる白身魚、野菜を買い込み、家に戻ったのが9時近く。ブロッコリー以外は、全部僕が作る。

家に帰ってから、まずは魚用、肉用の2種類の照り焼きソースを作り、それぞれに漬け込む。
海老の皮むきをし、片栗粉、塩、卵白と混ぜかき混ぜながらごみを取り除き、綺麗に洗ってから、少々の片栗粉と酒を浸し下味をつける。
うどんを茹でて、水洗いをしてから冷蔵庫へ。炒める調味野菜をカット。海老から取った頭を軽く洗い、水を張った鍋に入れて火をつける。冷やしうどんの麺つゆに入れる薬味用卵焼きを作り、同じく薬味用のキュウリと一緒に線切りにする。
海老チリで使用する調味料も、あらかじめ合わせたものを作り、調理の際にぶっこむだけにする。青梗菜ソテーに使用するスープも作る。タルタルソースも作って冷蔵庫へ。

こんな風に下準備を進めるだけで、汗だくになっていく。
僕があれやこれやとキッチンで動き回っている間、モナは自分担当のブロッコリーガーリックソテーの調理にじっくりと取り組んでいる。
ゆったりと準備している彼女を羨ましいと思いながらも、刻々と迫る時間にこちらは手を休めることができない。

下準備を終え一息ついて、一旦シャワーで汗を流し終わった頃、予定時刻通りに来客。
2歳半の女の子を連れて、ハーフフィリピーナとオランダ人夫婦がやってきた。
旦那は背の高い、肌の色の黒いオランダ人。
以前はFフィルムの現地会社で働いていたそうだが、現地会社がオランダ人により買い取られてからは、肌の色が黒いというだけで、自分のポジションが変わってしまい、会社を辞めたそうだ。
日本人は肌の色で仕事の実力、ポジションを決めることがないから、経営者が日本人のままだったら会社を辞めることはなかったらしい。彼は、オランダ人と日本人のスキルや考え方がまるで違う、日本人エンジニアの実力は大変高かったと言い、今でも世話になった日本人との交流があると話していた。
彼は様々なプログラミングデバイスに興味があるらしく、食後は僕の仕事場で、僕が現在進めている仕事や過去に手がけた仕事の中身を見せながら説明した。

来客は続々と続き、結局ママの兄弟が全員、勢揃いした。
作り過ぎたかと思われるほどがんばって作った料理は好評で、全ての皿が空になった。
オランダから来た夫婦は、家ではこんな料理は食べる事がないと、感激さえしてもらい、ようやく僕は肩の荷を下ろした。
既にかなり疲れていたので、ここは先日決め込んでいたマッサージにでも行きたい気分であったが、そうはいかない。

午後の3時からは、近所の子供バースディーパーティーに招待されていた。
子供の母親はユリのニナンになってくれている方なので、我が家はアン、ベル、ユリを連れ、モナと僕と5人でパーティーを訪れた。
彼女はこの界隈のお金持ちの一人。一家でありとあらゆるビジネスを、タバコシティーに展開している。彼女本人もそうであるが一家のどの方も、上流階級という鼻もちならない威勢はなく、きさくで優しい。日本から突然やってきた自分に対して、みんなが自然に接してくれる。

パーティーに訪れた方々は、お金持ちのパーティーということで、大人も子供もきばったドレス、フォーマルな格好で来ていた。
しかしいかにもきばった格好で、それが良く似合っているのは2割ほど。ドレスも良く見れば、安物っぽい。良い物をさりげなく纏っている方は、一目でわかる。そんな中に、先日和食レストランで見かけた、現タバコシティー市長の旦那さんもいた。
向こうはこちらを覚えていたらしく、簡単な挨拶と会話を交わした。
パーティー主催者とその一族は、いつもと同じ普段着。(もちろん主役の子供は、特別な服を着ていたが)我が家も一家そろってジーンズ姿。
主催者は、もっと気楽に、普段のしがらみなど関係なく、子供の誕生日を祝福するためだけに来て欲しかったのではないだろうか。
大人の付き合い、ビジネス上の関係で、義理で出席したと見受けられる方々が半数ほどで、総勢200人から300人のパーティーにも関わらず、豪華なパーティーなのに何となく寂しい虚しさがあった。
3時からスタートしたパーティーが終了したのは7時。朝から料理をし、客を迎え、その後4時間のパーティーに少々疲労気味の僕は、夕食後にベッドの上でダウン。
モナが一日の苦労をねぎらう意味でフェイスマッサージをしてくれた。
それに癒されながら記憶がぼんやりと途切れ、それが長い一日の最後となった。


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posted at 09:23
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カテゴリー:フィリピン生活
エントリー:319.忙しい日曜日

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