フィリピーナと共に
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2011年06月29日

276.アストロイド襲来

今日は朝から、アストロイド(小惑星)が地球にぶつかると、我が家で大騒ぎだった。
朝のフィリピンのTVニュースで、そんな話題が流れたらしい。

「マハール!アストロイド来てるって・・。アース(地球)にぶつかるかも」
「それって大きいの?」
「アースの半分くらいの大きさだって」
「なぬっ?それが本当だったら、大パニックじゃないの」
「みんな秘密にしてるかなぁ・・」と、モナが神妙な顔つきで言う。

「あっ、大変!」
「えっ?なになに?」
「あなたの背中に、フォール(穴)発見」
と、僕はモナの着る服の背中に存在する直径5mm程度の穴を、人差し指でほじるようにグリグリした。
「な〜に〜、今、それ関係ないでしょ、インターネットで調べてみてよ」

ということで、調べてみれば、NASAの発表を元にした記事があった。
地球に接近する小惑星2011MDの元々の軌道上で、それが地球に大接近しただけの話し。

「これから来る」という話は、実は27日から28日にかけて大接近したという過去の話し。
「小惑星の大きさが地球の半分くらい」という話は、接近距離が地球の直径よりも小さな距離の間違い。小惑星の大きさは5〜20mくらいと、とても小さい。
衝突の可能性の有無は、当然過去の話しだからない。

TVでどの程度正確に伝えたのかは、タガログ語だから僕にはわからないが、なぜ情報がこうも歪曲されるのだろう。いみじくもTVで流れたニュースが元の話だ。とても不思議である。
フィリピンの方々は、本当にシリアスな話には騒がず、どうでも良いことに騒ぐ傾向がある。
小難しいシリアスな話は聞き流し、興味深く騒げるネタは、内容を飛ばして理解しながらも食いつきが良いという感じか・・・。
これが国民性というものか・・・。

この記事を書きながら、僕はモナがシャワーをしているバスルームに、何度も足を運んだ。
ここ数日風邪をひいて、喉がとても痛いのだが、今日は痰がよく出る。
これまでの僕の経験では、大きな痰がでれば、喉の痛みは急速に引いていき、風邪が治るのは近い。
その痰が出るたびに、僕はバスルームの洗面所へそれをペッと吐きだしに行くのである。

モナが、何していると聴くので
「今日は痰が出るから、それを捨てに来てるんだよ」(痰の英語は分からないので、そのまま日本語で、喉に手を当て、ゼスチャー付きでタンと説明)
と答えたら、
「それ、妊娠か?」
「はぁ?なんで?」
「だって、ゲロいっぱいでしょ!」
「痰とゲロは違うってば・・・」

・・って、そもそも俺は男だ!
この間の抜けたやり取りも、国民性のなす技か・・・。

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2011年06月28日

275.チーズバーガー

こちらの調子が悪いというのに、ユリが朝から39.4℃の高熱を出し、すこぶる機嫌が悪い。
とりあえず熱さましを飲ませ、熱冷まシートをおでこに貼り付けてあげたら、今度は熱が38℃まで下がって、元気が良すぎて手がつけられない。
熱でうなされるのも心配だが、こちらの体調が悪いときは、元気が良すぎるのも困りものだ。

鼻水を垂らしていたのでおそらくただの風邪だと思われたが、急性肺炎の心配があるのでクリニックへ連れて行った。
様子をみて、あまりにも変であればレガスピの病院へ連れて行くことも決めている。

幸い今日のクリニックは、いつもの迷信めいたことしか言わない女性ドクターは休みで、別の男性ドクターが来ていた。
彼は聴診器をユリの胸と背中にあて、雑音の有無とその種類をしっかりと聴き分けながら、大丈夫だと言ってくれた。
そのドクターも肺炎のことは意識にあったらしく、肺炎防止のための抗生物質も処方してくれた。


僕は今、体調が悪く、少し動き回っただけで体がだるく、すこぶる喉が渇く。
コーラを飲みたくなり、ユリ、モナと3人で、クリニックからジョリビーへ直行した。

そこでもユリは大暴れ。
いきなりモナが頼んだチーズバーガーを床にポイッ!
ちょっとのことであれば拾って食べても良いのだが、悲しくもハンバーガーは二つに割れ、どちらも内側が下になり、中のハンバーグもしっかりと床に密着して転がっている。

仕方がないので、僕が代わりのチーズバーガーをカウンターに買いに行ったのだが、店員は、他に飲み物はどうかとか、サイドメニューはどうかだのと、追加注文獲得に必死でこちらが何度もいらないと言っているのに、しつこく勧めてくる。

たった一個のハンバーガーをさっさと買って席に戻りたい僕は、体調の悪さも手伝い、余りのしつこさにイライラし、
「やかましい!チーズバーガーオンリー!」
と日本語交じりで、怒鳴り調で言ってやった。

その時店員は確かに、目をパチクリさせながらも
「イエッサ―、チーズバーガーオンリー・・・」
と、僕の注文を復唱した・・・はずだった。

不機嫌なままテーブルに戻り、モナへ買ったばかりのチーズバーガーを無造作に渡すと、
「なんでチキンバーガーなの?」
「はぁ?」

買ってきたばかりのハンバーガーの包み紙を、身を乗り出すようによくよく見てみると、確かにチキンバーガーと書いてある。レシートにもしっかりと、チキンバーガーと打たれていた。

「チーズバーガー・チキンバーガー・チーズバーガー・チキンバーガー」と、僕は何度か頭の中で交互に言ってみたが、似ていると言えば似ているし、似ていないと言えば似ていない・・・。

「あのぉクソガキャ〜、ドリンクだのなんだのと言って、肝心の注文間違えやがって〜」←(心の叫び)

と、苛立ちが頂点に到達した僕は、交換しろと文句を言うために席を立とうと腰を浮かしたその時、
「あっ、これ、結構美味しいよ〜」
と言うモナの言葉で、その動作が中断させられた。

「はやっ!もう食ってる!」
モナは僕の苛立ちをよそに、既にそのチキンバーガーをニコニコ顔でパク付き、「大丈夫、これ、結構いけるいける」などと言っている。
ユリはその脇で、テーブルの上に置いたフライドポテトをゲットしては口に運び、むしゃむしゃと食べている。

その幸せを絵に書いたような状態に、僕は怒りの矛先を向ける場所を突然失い、「ならいいけど・・」と、自分のマヨネーズ抜きチーズバーガーが冷めないうちにそれにかぶりついた。

僕は家に帰ってからも、「チーズバーガー・チキンバーガー・チーズバーガー・チキンバーガー・・・」と、自分の発音が悪いのかどうかを確認するために、繰り返しつぶやいていた。
そして、苛立って怒鳴った時に、「やかましい、チーズバーガーオンリー!」というパターンと、「やかましい、チキンバーガーオンリー!」の両方を頭の中で何度か叫んでいるうちに、どうもチキンの方がしっくりとくるような気がしてきて、店で言った自分の言葉に、次第に自信を喪失してくるのである。
そしてとうとうモナに、何度か「チーズバーガー」と言い、僕のチーズバーガーは、チキンバーガーに聞こえるかをチェックしてもらった。

すると、最初は「ん〜、チーズに聞こえるけどなぁ・・?」と言っていた彼女が、あなたのチーズを言う時の口の開け方が違うから、周りが騒がしく聞きとりにくければ、口の開け方でチキンだと思うかもしれないと指摘された。
チーズの場合は、「イー!」っと唇の両端を思い切り外側に伸ばすように言わなければならないが、僕の場合、声を聞かなければ、「おー」と言う口の開け方と同じだと言うではないか。
写真を撮るときの、「ハイ!チ〜〜ズ!」の要領で言わねばならないそうだ。
そう言われて、外人は口の動きを見ているから、口の開け方は大切だと何かの本で読んだことがあるのを思い出した。

そこで再び、「やかましい!チーズバーガーオンリー!」と、その時の気分を再現して言ってみれば、ムカついているから唇の動きがとんがり気味である。
この場合は、晴れやかな気分で、ニコニコ顔を作るように、「チ〜〜ズバーガー、オンリー!」を、お願いしますという気持ちを込めて言わなければならないのだと分かった。

なるほど、そうか・・・。
これからムカついている時は、チーズバーガーは頼まないことにした。
にっぽん男児、むかついているときに、ニコニコ顔などつくれるか!・・である。

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2011年06月27日

274.おかゆで復活

日曜日、朝めちゃくちゃ早い時間に起きたので、8時頃から2時間ばかり朝寝をし、起きてからメールをチェックしようと机の上のメガネをかけてPCの画面に向かったら、画面がぼけてよく見えない。

「なんだこりゃ、メガネのレンズ、相当汚れているぞ」
と思い、メガネを外しTシャツの端でレンズを拭こうとしたら

スコッ・・「あり?」
レンズを挟み込んで拭こうとした親指と人差し指がこんにちは。

「レンズがねぇぇぇぇ・・・おぉ〜・・モナ!メッ、メガネのレンズが無い!しっ、知らない?」
「あ〜、さっきめがねに座っちゃったから〜」
「えっ?まじっ?どっ、どこで?」
「ベッドの上で・・ごめ〜ん」

慌ててベッドの上を四つん這いで探すと
「あ!あった、あった」
無事だったレンズをフレームに装着し、綺麗に磨き上げてから、再度PCへ向き合う。
「お〜、霧が晴れたー、良かった、良かった」
と、ほっとしながらしばらくPCに向き合っていたが、今度はモナがどこかへ姿を消している。
少し気になり下の階に降りてみたら、彼女はキッチンでもそもそ動いていた。

覗いてみれば、豚丼を作るとかで肉に下味をつけているところだった。
ちょっと2階に戻り、再び下に行ってみると、フライパンの上で豚丼の具がかなり出来上がっていた。
「色が薄いから、もう少し醤油を入れようか」とモナは言うが、
「味見してからにしようよ」と、僕は味見優先を主張した。

モナがフライパンから肉をひとかけらスプーンですくって、それを自分の口には入れず、なぜか僕の口に入れようとしている。

「おい、なんで、おれ?自分であじみ・・・えっ?おっ!@$#&%*・・・まっ、まずぅぅぅうううう〜、これ、何入れた?」
モナは訝しげに自分の口にも肉を入れ、そのまま何食わぬ顔でフライパンの中味をかきまぜている。
「・・・ん?だいじょうぶなの?」

と思ったら、5秒ほどしてモナがブルブルっと体を震わせた。
どうも味覚が脳に到達するまで、かなりの時間を要するようだ。

彼女は味がどうとかは一切言わず、フライパンを一心に見つめながら
「これ、直す・・・こころ痛い」
と言っている。

僕は彼女の調理するフライパンの横で、体調が悪いからおかゆを作ると断り、新しく自分用のランチを作り始めた。
風邪で体調が悪く、脂っこいものはできれば遠慮したい状況だったのだが、それに対していつものモナであれば、「アコの作ったものは食べられないか」などとちくちくととげを刺すように言ってくるはずが、今回ばかりは何も言わない。
なべに水とご飯を入れ、ほんだしと塩を入れる。
あとは煮込んで、きざみねぎを入れるだけ。簡単だ。

平和であって欲しい日曜日だが、どうも朝から調子悪い。
なんとか無事にランチが終了すると、ベルが、レガスピに行きたいと言い出した。

日曜日はダディーの誕生日。
ママはダディーと2人で、レガスピでデートしたいと言っていた。ダディーは
「レガスピに行って、何するんじゃ〜」
なんてことを、家中に響く大声で言っていた。モナは2階の部屋でそれを聞き、クスクスっと笑いながら、
「ダディーはママの気持ち、ぜんぜんわかってないなぁ」
などと言っていた。

そしてママとダディーは日曜の午前中、2人で教会へ出かけた後、結局その足でレガスピへ出かけていた。
こちらも家でグダグダしていても仕方がないので、家族4人でレガスピへ行くことにした。

シャワーを浴びようとしている僕に、既にモナが僕の着る服を用意していた。
上のTシャツは、なぜか普段ほとんど着ることのないピンク。
「なんでピンクなの?」
と訊けば、
「へへへ、私もピンクだから」
と言う。

別のシャワールームに行こうとしているベルに、モナは
「$%&@・・ピンク・・$%@&・・・」(おそらくピンクの服を着なさいと言っている)
と叫んだ。
ベルがすかさず
「バキーット?(なんで?)」
と叫んでいた。

まるで僕と同じ反応に、僕もモナも笑いながら、モナはベルに今日はみんなピンクなのよと説明していたようだ。
ユリもピンク系の服を着せられた。
こうしてピンク軍団が、レガスピへ行ったのである。

それにしても暑い日だった。
まるでフライパンの上のように熱せられたアスファルトの上を、ユリを歩かせるわけにはいかないので、僕がずっとユリを抱いていた。
そのせいもあり、シャワーしたばかりだというのに、あっという間に汗だくである。

レガスピに到着し、珍しく僕から、「ハロハロ食べよ〜」と提案した。
ハロハロは、日本のかき氷に近いが、それに妙なものがいろいろと入っている。
僕は最近、ハロハロからチーズを抜いて貰えば結構美味しく食べられることに気付き、必ずチーズ抜きとお願いする。
本当は、それ以外にもいろいろ抜いて欲しいものがあるのだが、そしてそれらを抜いてくれれば日本のかき氷のぐっと近づくのだが、いちいちほとんどの具を抜いてくれと言うのも失礼なので、チーズ抜きだけのリクエストに留めている。

話は若干逸れるが、ジョリビーのチーズバーガーは、フィリピンの甘酸っぱいマヨネーズを抜いて貰えると更に美味しいので、僕はいつもマヨネーズ抜きをお願いする。
時々これらが混同して、ジョリビーで「チーズバーガー、チーズ抜き」と言ってしまうので、店員に怪訝な顔をされ、思わず自分でも苦笑してしまうことがある。
とにかく食べ物の好みが合わないということは、いちいち大変なのだ。

レガスピに行っても、とりわけ何かすることがあるわけではない。
ハロハロの後は、ベルの靴や服を買い、ついでにモナの靴を買い、ユリの服も買った。
そしてデートを終了したというママとダディーと合流。
ママとダディーの2人はまだレガスピにいるわけだから、デートが終了したという言い方に、何を持ってそう言い切れるのか一瞬興味が湧いたが、そんな話しをする余裕が僕には既に無かった。
モールの中で走り回るユリを追いかけまわし、体調が思わしくない僕の体は悲鳴をあげかけていた。完全に電池切れ状態である。

ベルのリクエストだったゲームセンターをパスさせてもらい、こうしてピンク軍団は、ダディーのトライシケルで帰路についた。
ダディーもいち早く家に帰り、誕生日の酒盛りをしたいのが見え見えだった。

僕は家に帰り、シャワーもせずにベッドの上でダウン。階下の盛り上がりを感じながら、いつの間にか深い眠りに入っていた。
おそらく3時間も寝たであろうか、どんぶりをもったモナに起こされ、「え?豚丼?」と一瞬身を引きながら飛び起きたが、中味は具合の悪い僕のために、ロンが作ってくれたおかゆだった。
僕のように炊きあがったご飯と水を混ぜるような横着な作り方ではなく、米から作ったそのおかゆは、体に浸みいるような美味しさであった。
ロンが、おかゆを作ろうとしたモナを制し、自分から作ると申し出てわざわざ作ってくれたらしいが、彼はきっとみんながでかけた後に、ランチの豚丼を食べたに違いない。だからモナに任せておけなかったのではないかという気がしてならないのだ。
そんな気遣いも感じる嬉しい一品であった。

おかゆで怒涛のような汗を流し、それを食べ終えてから薬を飲み、シャワーをし、僕もダディーの誕生日の宴に参加した。
その頃には嬉しいおかゆのおかげで、僕の体調もかなり復活していた。

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エントリー:274.おかゆで復活

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