フィリピーナと共に
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フィリピン生活:カテゴリの記事一覧です。

2011年05月26日

234.怒り心頭

「とうとうこの僕を本気で怒らせてしまったようだね」
僕は怒り心頭で、怒髪天を衝くという言葉のごとく、手当たりしだいに手を振り降りした。
・・・ペチッ、ペチッと、キッチンに不気味な音が鳴り響く。

これまでできるだけ殺生は控えてきた僕であった。
誰かが蚊を潰そうものなら、
「オ〜、マイフレンド〜」
と哀悼の意を表し、
「僕の方がよほどクリスチャンだよねぇ」
などと言っていたくらいだが、さすがに今回はキレまくった。


スパゲッティーの麺を一袋茹で、とりあえずモナと二人分の和風スパゲッティー(醤油バター)を試しに作ってみたが、これが結構美味い。
ならば夕方のスナックとして、みんなにも振る舞おうと思っていたのに、いざそれを作ろうとしたら、キッチンに置いていた残りの麺に蟻が山ほど群がっていた。
最初は洗い流して食べてしまえと思ったが、すぐにそれが甘い考えであることを思い知らされた。洗っても洗っても、麺の中から蟻が出てくる。
麺はもう捨てるしかない。いや、捨てるのはもったいないから、犬の餌だ。

不用意にざるに入れた麺をキッチンに放置したのは、確かに僕が悪い。しかし、そんなものまでも蟻が嗅ぎつけるとは思っていなかった。

見ればキッチンの麺を置いてあった場所に、蟻がお行儀よく列を作ってご馳走にありつこうと並んでいる。そのおびただしい数は、表現しきれないほどだ。(写真でも撮ってお見せすれば良かったと今は思うが、その時にはそんな余裕は全くなし)

一体どこから来るのかそのラインを追いかけてみるが、途中で煙にまかれるようにわからなくなる。
異変に気付いた蟻たちは、右往左往し始めた。
聞けばその蟻、赤い小さな奴で人の皮膚をかじると言うではないか。
そう言えばユリや僕の足も以前かぶりつかれて、赤く腫れたことがあった。
(黒いのはおりこうさん蟻なので、現地の人もあまり苛めないそうである)

「ますます許せ〜ん。天誅!」
本来虫が嫌いで、できれば触りたくない僕であったが、僕は蟻の大群めがけ手のヒラを振り下ろす。
「逃がしてなるものか、思い知れ〜」

蜂の巣をつついたように・・という表現があるが、蟻の群れをつついたようにと言い換えてもいいのでは、と思われるくらい蟻が四方八方へと逃げ散る。
しかもキッチンや床のタイルの境目など、くぼみに入り込んだ蟻に手のひら攻撃が通用しない。指先で潰しても蟻が多すぎて追いつかない。

ならば非情ではあるが火炎放射器しかあるまいと、ライターを最大火力にして浴びせる。
効果テキメン。みるみる焼死体が積み上がっていく。
もはや鬼と化した僕を、誰も止めることはできない。
いや、正確には誰も止めようとしていなかったような気もするが・・。
みんな普通にお茶でも飲んでいた?

全てが終わった時に、肩で息をする僕にはスパゲッティーを失った虚しさだけが残っていた。
これは本格的に蟻対策を考えねば。
とりあえずユリと一緒に「アーメン」を捧げる。

※有効な蟻対策を知っている方、教えて下さい。できればフィリピンで手に入るものを使う前提で。

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カテゴリー:フィリピン生活
エントリー:234.怒り心頭
2011年05月25日

233.気持ちの問題

日曜日は親戚主催のプールパーティーの予定だったが、先方の都合で前日キャンセルになった。
それに対して我が家にいるメンバーからブーイング殺到。
本人がいないことをいいことに、言いたい放題。
モナからかいつまんで話を聞けば、普段仲良くしている家族の間にも、いろいろと確執があるようだ。

モナが遠慮気味に、我が家だけでプールに行こうかなどと言い出したが、僕は
「我が家だけの我が家って誰?どうせまたぞろ親戚連中がタダ食いタダ飲みタダ遊びにくっついてくるんでしょう。そんなに行きたければ、せめてプールのエントランスフィー(入場料)と食べ物代として、1人100ペソ(200円)支払ってくれればいいじゃない。そのくらいの気持ちがあったら考える。それでも格安でしょ」

そんな小さなお金も出し惜しみする連中を、いつでも親切に遊びに連れて行くほど僕はお人よしではない。
加えて前日は、エバ叔母さんのことで少し虫の居所が悪くなることがあった。
だからついでにそのことも言った。

「テス叔母さんもエバ叔母さんも、いつもお礼一つ言わないじゃないか。人に面倒を見てもらうことが当たり前だと思っている。昨日も丁度12時にエバ叔母さんがやって来て、僕は玄関に挨拶しに行ったのに、むこうは無視だよ。僕の横を素通りして当たり前のようにテーブルに直行し、振り返ればもうランチを食べている神経が僕には理解できないよ。食後は二人の子供を預けて出かけちゃって、帰ってきたら僕にもあなたにも、挨拶もなしに知らんふりで帰っちゃうんだから。これ、すごく失礼なことでしょ。フィリピンの文化が違うなんてそれは嘘だ。魚屋の叔母さんやホーランドから帰っている叔母さんは、帰る時にはわざわざ2階に来てまで、お礼と挨拶をしにくるでしょ。僕だってこの前、叔父さんの家のパーティーで、帰る時には二人を探してお礼を言ったよ。あなただって挨拶していたじゃない。でもテス叔母さんはあのときだって何も言わずに帰ってきた。結局これは万国共通で気持ちの問題だよ」

ここまで言うと、僕は中々止まらない。
「アメリカでは子供に、最初にプリーズやサンキュウやハローを教えるって知っている?日本も同じだよ。挨拶や感謝の気持ちを伝えること、そして相手を尊重する気持ちは人間として大切な基本だと理解しているから、それを教えるんでしょ。いい大人でそれが全くできない人間って、一体なんなの?」

人間は、態度や言葉の後ろにある愛や感謝や尊重の気持ちで通じあうものである。もし態度や言葉を間違っても、それを感じることができれば許すことができる。
逆に表面だけの態度や言葉は、そのうちメッキが剥がれる。
パラサイトの魂胆が見えたりするものなら、メッキが剥がれるどころの話しではない。その瞬間から顔を見るのも嫌になり、一切の関係を絶ちたいと思う。
人間同士の付き合いの基本とは全てがそうであって、そうでなくとも継続できるのは、お互い割り切ることができるビジネスの関係だけだ。ビジネスではベネフィットさえあれば我慢することもあり、ベネフィットが無くなれば、お互いの関係を簡単に消滅させるだけである。
しかし、そんなビジネスの世界でさえお互いを尊重する気持ちは重要だ。

つまりは持ち出しが安いとか高いという金額の問題ではないのである。気持ちのない人間には、こちらも示す気持など一つも持ち合わせないことをはっきりと言わせてもらった。

エバ叔母さんは最悪で、マニラの旦那を見捨てて実家に転がり込んでいるのに、公共料金、食費を一切払おうとせず、テス叔母さんが少し負担してくれとお願いすれば喧嘩になるそうだ。マニラの旦那から送金があるのだから、僕は当然支払うべきだとは思うが、そのことは僕たちの生活とは関係ないので必要以上に踏み込まない。
はぁ〜、そうですか・・・、で終わり。
僕は金を出さないから口も出さないよ、というスタンスを崩さない。
同時にそう告げ口しているテス叔母さんも、ここにいれば五十歩百歩ですよと言いたいが、その言葉も飲み込む。


しかし、一旦遊び心に火のついたフィリピン人の勢いは、僕の苦情に勝っていた。
ママが、みんなのエントランスフィーは自分が払うと言い出した。
結局ママ自身が行きたいらしい。

しかしそれでもこちらはジプニー貸し切り代と飲食代を払うことになる。
僕はこの時、1円だって払いたくはない気分だった。いや、もし誰かが全部払うとしても、そんな連中と一緒したくないというのが本音だった。

しかし僕もママには弱い。
僕はママの考え方や態度には一目おいていて、尊敬すらしている。
そのママ自身が行きたくて、自らお金を出すからと言われれば、その気持ちを無碍にはできない。
条件として、他の親戚に幅広く声をかけず、持ち込む食べ物も限定して簡単に済ませるならば・・・、ということで、結局プールへ行くことになった。

しかし、いざ貸し切りジプニーが来ると、そこにはママの弟のノエルが乗っている。
ママは怪訝な顔をしていたから、ママが呼んだのではない。ダディーも呼んでいないという。
ジプニーのドライバーとノエルは友達のように話をしているから、おそらくダディーはノエルを通してジプニーを手配したに違いない。
そして呼ばれてはいないが、当然の自分も参加してよいのだと思っているに違いない。

ジプニーは途中で、オランダから来ている叔父さん、叔母さんを拾いプールに到着。
そして会場には、もともとプールパーティーを主催するはずだった魚屋の叔父さん、叔母さんとその子供たちが後から登場。
もっともオランダから来ている叔母さんは、プールのエントランスフィーを自分も負担するといい、おそらく全員分を出してくれたのではないだろうか。
後から来た魚屋の叔父さん一家は、エントランスフィーは自分たちで払い、海老や蟹やイカを持ち込んでくれた。

結局パーティーは全部で15人以上。もともとは40人〜50人の予定であったから、かなりの縮小版とはなったが、それでもこれである。
おそるべしフィリピン人パワー。
遊びとなれば強力なネットワークを通じて、どこかで情報が漏れて集う。
もっと簡単で手軽に遊べないものだろうか(汗)

そして嘆かわしいのは、いざプールに到着し美味しいものを食べながらビールを飲むと、先ほどまでのわだかまりなどすっかり忘れ、
「あ〜、何てハッピーなんだ、おっ、こり、美味しいなぁ〜、サイコーだねぇ」
と至極ご満悦な僕自身であった。
これだから厳しいことを言ったって、僕の威厳など馬の糞でどこかへ吹っ飛んでしまうわけだ。
まあ、僕の威厳など、この際どうでもよいのだが・・・。


この前とは違うプールなので、少し様子など・・・。
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エントリー:233.気持ちの問題
2011年05月24日

232.新しい家族の誕生?

淹れた2人分のコーヒーを持って2階のリビングへ。
モナがパソコンをいじっている。ソファーに腰をおろして、ふぅと一息ついて僕が思わず
「あっ!」
と声を上げた。
モナがすぐに
「なに?どうしたの?」
と、天井を見上げている僕の視線の先を追いかけ、彼女も同じように
「あ〜!」

ヤモリ(リザード)が天井にへばりついて、交尾をしている。
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フィリピン人のモナが初めて見るらしいから、これは貴重な写真かもしれない・・と思っていたら、世の中に結構同じような写真が結構出回っていた。しかも動画まである。

上に覆いかぶさっているのが雄と思われる。別の角度で見ると、もう少しグロテスク。
これは世の中に既に出回っている写真より、ぐっとリアルに撮れているように思える。
撮影者のエロ度で、写真の出来に違いが出るのか。
IMG_0877.JPG

感激で涙目になっているように見える。なぜか人ごととは思えない???
下になっている雌が逃げようとするが、雄はしっかりと雌を羽交い絞めにして、かつ口で雌の背の皮を押さえている。だから雌の背の皮が伸びている。これはまるでレイプではないか。
とすれば涙目は、感激のためではなく、尊厳を踏みにじられた悲しみのせいか・・・。
しかし雄も涙目になっているのはなぜだ?・・・え?もともとそんな目?・・・そっ、そうか。

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このまま固めてしまえば、風変わりなブローチにでもなりそうだ。
モナが、よくそんなものを見つけるわねぇというが、あなたの頭の上でずっとプレイしていたんだよ。気付かないあなたがおかしい。
・・・え?荒い息づかいでもあれば気付いたって?そりゃそうだ。

神聖な儀式の最中に、無神経にフラッシュをばしゃばしゃたいて、ごめん!
ついでに紛らわしい記事のタイトルに、ごめん!

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