フィリピーナと共に
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フィリピン生活:カテゴリの記事一覧です。

2011年05月14日

222.ベル8歳

さっき2階のリビングにたばこを吸いに行ったら、2つあった灰皿が無くなっている。
昨日TVで、フィリピン人の20%は喫煙が原因で死亡しているなどと大々的に取り上げたりするものだから、「あり?禁煙になっちゃったかなぁ」と思いながら良く見れば、ソファーの上に人形があり、その人形の椅子として、四角い僕の灰皿2個が裏返しで重ねられていた。
その人形は、僕からベルに8歳の誕生日のプレゼントとして買ってあげたものである。
そう、5月11日は、ベルの誕生日だった。
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昨年ユリが1歳を迎えた誕生日は、ジョリビー(マクドナルドのような店)のパーティールームを借り、お祝いに駆け付けた方が80名を超える盛大なパーティーになった。
ベルはその様子を見て、少しやきもちを抱いたようだった。(僕はその時日本にいた)
ベルの誕生日はこれまで、そのような盛大なパーティーはなかったかららしい。
その事に負い目を感じているモナは、今回のベルの誕生日には力を入れていた。
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パーティーの準備も整わないうちに、我が家にピエロが二人来た。
ピエロが我が家にくることは事前に聞いていたので、「あんただれ?」ということは無かったが、二人も来ると思っていなかった。
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そのピエロ、パーティーに駆け付けた子供を相手にトークやゲームを展開し、場を盛り上げる。現地語がわからない僕でも、様子を見て笑えるが、マイクだ音楽だと注文が多い。
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その間にも、キッチンは大忙し。
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各自が自分の場所を確保し、くつろいでパーティーを楽しんでいる。
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アイスクリームは子供に大人気。僕もアイスクリーム屋さんをやったが、休む暇がないほど忙しかった。このようなアイスまで手配していたとは、恐れ入った。
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アイス以外にも、来訪者へのお土産(子供用お菓子詰め合わせ、大人用記念グッズ)、ゲーム景品、子供用パーティーグッズ(三角帽子、風船等々)など、細々したものが実に漏れなく容易されている。
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パーティー準備で忙しいモナは、ユリの服を着替えさせていないことに気付き、パーティー途中で衣替え。
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来訪者は子供で20から30人、大人で40〜50人ほどだったろうか。
これだけの人数の料理や飲み物を準備するのは大変だ。
当日、僕は自分の仕事をそっちのけで、朝から汗だくで料理の対応。できるだけ素早く済ませ少しは仕事をしようと思っていたが、途中からケツをまくって、パーティー準備やお客の対応に没頭した。

僕の作ったスパゲッティーソースに、これは普通のソースと違う、美味しいから3回もおかわりをしたと感動を表明してくれたお客さんがいたのが嬉しかった。
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途中でオランダから来ているアンクルウィルとおばさん(アンクルウィルの奥さんでママの育ての親)がやってきた。
招待されたのが自分たちだけだと思っていたアンクルウィルは、その人の多さに驚いていた。
彼はフィリピン料理をあまり食べないが、僕が日本から持ち込んださきいかを最初は不審そうに眺め、一旦口に入れたらお気に召したらしく、ずっとそれをもぐもぐと食べていた。
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前夜から興奮気味だったベルは、盛大なパーティーにご満悦で、その日はいち早く就寝。
しかし大人のパーティーはまだまだ続く。
宴会だけを目当てにやってきたようなダディーのお客、ジンやロンの仕事仲間。そしてモナの学生時代の友達。各グループがそれぞれの場所を確保し、テーブルを囲みながら飲んでいる。

僕はジンとロンの仕事の社長とその親に捕まり、大変であった。
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社長は38歳の女性(上の写真左)。
どうやら僕は気に入られてしまったらしい。とにかく隣に座りなさいとお呼ばれし、その後延々と話し相手に。かなりの酒豪であるが、相当酔っぱらっている。
その女性、自分はビジネスウーマンだと自慢げに言うが、しまいには自分を雇わないかと始まり、最後には秘書で良いと言い出した。
そして明日、我が家に来てほしい、あなたの食べたいものを何でも作ると、モナのいる前で僕の手を取りしつこく誘ってくる。
モナはキレ気味、ママも困惑状態。肝心のジンとロンは、とっくに逃げ出してその場にはいない。お客さんでロンとジンの上司であるから、僕自身はどこまで冷たくあしらってよいかわからない。
結局最後まで粘り、周囲の人間に引きずられるように帰っていった。

盛大なパーティーだったが、招待する側は気も時間も金も使う。
全てが終わり部屋に戻れば、張っていた気が緩みベッドの上でぐったりとしてしまう。
かかった費用は予算オーバーのようだが、そもそも今回は予算というものがあったのか怪しい。

このようなパーティーにお金をかけることが、どのような意味があるのかと考える人もいるだろう。
しかし、このような場で、友人、御近所、親戚たちと積極的にコミュニケーションが取れることは事実である。
僕も派手なパーティーにはやや抵抗があるものの、そんなところに抵抗を感じる日本人は、少し小さくまとまりすぎているかもしれないなどと感じたりもするのである。

いずれにしても汗水たらしてベルのためのパーティーに一役買っている姿を見せることができたことは、意義があっただろう。ちょっと高かったけれど・・・。

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カテゴリー:フィリピン生活
エントリー:222.ベル8歳
2011年05月13日

221.宇宙人の手

海で日焼けした背中の皮がむけるころ、無性に背中がかゆくなる。
モナに、背中をかいてくれとお願いするのだが、かいてもらう際、
「あ〜、もっと右、右、ちっ、ちがう、それ反対、右はこっちだよ、あっ、痛い痛い、もっとソフトに、あ〜、そうそう、あっ、その上、上・・そうそう、あ〜、いた(痛)気持ちいい!」
などと、ついつい注文が多くなる。
僕がよく現地語の右と左がわからなくなるように、モナも時々、日本語の右と左を間違うので、その都度修正しながら、力加減と場所を細かく指示をする。
モナは笑いながら、「いた(痛)気持ちいいって、何?」と訊いてくる。
「かゆいところをかいた時に、痛いけど気持ちいいってあるでしょ、それそれ!正しい日本語じゃないよ、それ僕の言葉」

そんなことが続いたある日、僕はふと
「あ〜、孫の手が欲しい」
とこぼした。
決してモナの手に不満があるわけではなく、いつでもすぐにかきたいところをかける孫の手は、やはり便利なのである。
モナが、それ何?とやはり訊いてきた。

「ほら、棒の先にハンド(手)がついていて、こうやって自分で背中がかけるやつだよ」
と、アクションを入れながら僕は説明した。ついでに
「日本ではね、おじいさんやおばあさんが背中のかゆい時に、よく孫に背中をかいてくれってお願いするんだよ。僕もよくかいてあげたなぁ・・その代わりだから孫の手(grandson’s hand)っていうの」
と、その名前の由来も説明してあげた。

「あ〜、それか」と、モナはその時、そうポツリと言っただけだった。
そんな物、フィリピンでは見たことがなかったし、あるわけがないと思っていた僕は、特に「それフィリピンにある?」とか、「あったら買ってきて」というようなことも言わず、会話はそれで終わっていた。

その翌日か翌々日だったと思う。
買い物から帰ったモナが、おもむろに袋から、これを取り出した。
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「あっ、孫の手だ!あるんだぁフィリピンに・・」
良く見れば、孫の手というよりも、スペースエイリアン(宇宙人)の手という感じであるが、とりあえず目的を果たすには、何の手でも構わない。
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少し感動気味の僕は、早速試してみた。
「あっ、いっ、痛い!なにこれ?ちょっと痛いよ」
と、まじまじとその先を見れば、先端がとても鋭利である。ついでにバリがあるのではないかと思われた。
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モナが大丈夫でしょうと言うので、ちょっと試してみなさいと使わせてみると、「ほんとだ、痛い」と言う。
「いた気持ちいい」の痛いが度を越している。

そこで爪切りのやすりを使い、少しずつ削っては、かき心地を試し、試してはやすりでまた削る。
まるで工作に夢中になる少年に戻った気分で、微妙な先端の形と各指の長さ調整をする。
細工をするする度に、適度な「いた気持ちいい」の加減が良くなっていく。

ほどよく丸みをつけた先端は、使用上なんとも気持ちのよい、満足の一品「宇宙人の手」に仕上がった。
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どうやら中国製らしいが、とても安いらしい。
日本でよく見かける、木製の奴から比べれば味気ない外観だが、十分役割を果たす。
探せばなんでもあるものだ。

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エントリー:221.宇宙人の手
2011年05月12日

220.トイレの話し

もし爽やかな朝を迎えられた方がこのブログ記事を前にしていたとすれば、本日の話題には大変恐縮な内容が含まれていると、あらかじめ申し上げておきたい。

以前から、フィリピンのトイレの話題を書こうと思っていたのだが、それを忘れていたことに気付いた。

かなり前に、フィリピンのトイレは詰まりやすいということを、話題にしたような気がする。
我が家では、実は僕の大が詰まりやすい。
きちんと他人様のものと比較したわけではないので自信はないのだけれど、僕の排泄物が特別大きいという気もしないし、硬いわけでもなさそうなのに、なぜか詰まる。

家のトイレが安ものだからなのか?それとも使い方が悪いのか?
特に安物を選んだわけではないと思われるし、見た目も普通の日本のトイレと同じだが、メーカーは聞いたことがないものだ。だからきっと安物なのだろうと勝手に思っているだけだが、とにかく詰まる。使い方といっても、特にコツがあるような物にも思えない。
また、それは日常的に発生している事件なので、僕の中でそのことは、特に話題性のあることでもなかったが、ではなぜ突然トイレの話題を思い出したのかと言えば、先日マニラで宿泊したホテルのトイレが詰まったからだった。

マニラで宿泊する時には、いつも比較的上位ランクのホテルを選んでいた。それは、久しぶりに会うモナへのサービスの意味を込めて敢えてそのようにしていたのだが、それらのホテルでトイレが詰まったことは一度もなかった。
しかし、いくらトイレが詰まらなくて快適といえども、出張でいつも高いホテルに宿泊したら経費が馬鹿にならない。
そこで、できるだけ安く、できるだけ快適な定宿にすべきホテルを探そうと、先日の出張時はその第一弾として、ウェブ上の宿泊者コメントで評判の良い安いホテルを選んでみた。

それがエルミタにある、某ホテルであった。
これまでホテルで詰まったことのない僕は、「大」の際、普通に遠慮なく・・というより、自然に任せて出していた。
やや変な表現に、もう少し説明を加えなければ理解してもらえないと思うので、恥をさらすようであるが正直に言えば、家のトイレではよく詰まるので、できるだけこま切れになるよう、一気に出しきる前に出口に「ふむ!」と力を入れて、問題の物を適度な長さでちょん切るように心がけている。

こんなことに気を使ってするのは、正直あまり快適とは言えないが、その後詰まって右往左往するよりもはるかにましということで、そのような習慣になっている。
しかしホテルは詰まらないという既成概念があったため、日頃のうっ憤を晴らすかのごとく、ホテルの部屋では自然に任せて一気に出しきってしまうのだ。

その安いホテルでも、それをやった・・・、結果、トイレが詰まった。
家と違い、ホテルのトイレが詰まるのはとても困る。
ホテルで各部屋に、例のバキュームが常備してあるわけがないので、もし詰まれば、その後始末をホテルの従業員にお願いしなければならないからだ。
ここまで言っても、「なぜ困るの?お願いすればいいだけじゃないか」と思っている人がいたら、その方はかなり無神経な人か、名実ともに「大物」と言わざるを得ない。

小心者の僕には、他人様に、それがいくらお金を払って宿泊しているホテルの従業員であろうと、自分の排泄物を見せて、さらにバキュームでズボズボと処理してもらうことなど、切腹ものに等しい恥である。

さて困ったと、しばらくトイレで考えた。
そして、ここは慌てず、少しふやかしてみようと思い立った。
しばらく自分の体から出たものと、にらめっこが続く。
かなりふやけたと思われるタイミングで、水を流してみるが、水面がゆっくりと便器の淵をめがけて上昇してくる。
溢れるか〜!と思ったがセーフ。そしてまたしばらくふやかしタイム。
これを数回繰り返し、ようやく僕の汚点は便器の中へと綺麗に吸い込まれていった。
便器のメーカーを見れば、どうもお初の見たことも聞いたこともないメーカーだった。

ホッと一息し部屋に戻ると、モナが「どうした?」と言うので、トイレが詰まって焦ったことを教えた。そしたらなんと、
「ベルもそうなのよねぇ〜、なんでかな?」
と言う。これは初耳だった。
我が家でトイレを詰まらせるのは、僕だけではなかったということが判明したのだ。

つまり、日本で良く目にする有名メーカー以外の便器は、もしかしたら詰まりやすく危ないということかもしれない。
ベルのあれが、大きすぎるということはどうしても考えにくい。

その話をある方にしたら、日本の便器メーカーは、実に良く研究されているそうである。
どのように研究しているのか、どのようにレポートされ、どのように実用上のデータを取っているのかについて大いに興味が湧いたが、とりあえずそれを横に置き、とにかく詰まりを無くするように、水の量、流れ方、勢い、形などに細心の注意を払われているそうだ。
確かに日本では、どこにいても詰まって困ったという経験がほとんどない。
あのような単純なものに、どこでどのようにして差別化するような性能を出すのか不思議であるが、それが故に尚更、やはり日本人は素晴らしいと、僕は目からうろこ状態でその話しに感動していた。

とにかく今回は、できるだけ安くてできるだけ快適なホテルを探すという目的で、いつもとホテルを変えてみたわけだが、安い点は合格、従業員の親切度も合格、部屋の清潔感も合格なのに、次はこのホテルはやめておこうという結論に達した。
理由は言うまでも無い。

「ホテルではトイレの便器メーカーを確認せよ」
僕の哲学に新たなページが加わった。

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カテゴリー:フィリピン生活
エントリー:220.トイレの話し

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