フィリピーナと共に
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フィリピン生活:カテゴリの記事一覧です。

2009年12月28日

60.無事帰宅

朝7時過ぎにマニラへ到着。判で押したようなセブパシフィックディレイにみまわれ、マニラへは2時間遅れの到着である。国内線の予定を変更していなければ、本日は間違いなくマニラへ泊まりとなっていた。

アライバルホールのすぐ脇に両替所があり、そこを税関の人間に勧められたので、レートチェックするために窓口の側へ寄ってみた。1000ドル近いUSドルを持っていたので、ペソに換えようと思っていたからである。田舎に行くと、レートが極端に悪くなる。
しかし出口にある両替は、100ドルで4505ペソ。ドルが安くなっていることは承知しているが、最低でも4600ペソは欲しいところである。そこでそこはそのまま通過し、あらためて空港職員に両替屋さんが他にないかと尋ねたところ、3階にあるとのことだった。行ってみると100ドル4600ペソ。僕の中での最低基準を満たしているので、そこで両替をした。1000ドルを両替すると先ほどの両替所とは、手にするペソが1000ペソも違うのだからこれは大きい。
本来はマニラ市街に出ればもう少しレートが良いのだろうが、クリスマスにのこのこでかけたりしたら、渋滞にはまってせっかくスケジュールを変更した国内線に間に合わなくなる可能性もある。そして元々USドルが下がっている上に、クリスマスシーズンは外貨が全体的に落ち込むという話を聞いていたので、ここはぐっとこらえて空港内で両替は済ませたわけである。

さすがに24日は空港が混雑していた。チェックイン待ちの列に並んでいるときに、となりのチェックインカウンターにお土産を山ほど持った日本人を発見した。きっとフィリピンにいる恋人か家族のために、日本から持ってきたものだろうと思われる。
数々あるお土産の箱の上には、海苔だとかカップラーメンという日本語の印刷文字を見つけることができた。ダンボール箱だけで5個以上、全ての荷物を併せると10はあるので、とても目立っている。
彼の後ろにはずらぁ〜っとチェックインを待っている人の長蛇の列ができていたが、荷物の追徴金の計算やタグ貼りで、彼のチェックイン手続きは15分にも及んでいた。

僕も無事にチェックインを終了し、ようやく安堵した。本日中にタバコシティーへ帰れる確率は、限りなく100%に近くなった。突然マヨンが大爆発を起してレガスピ空港閉鎖や、レガスピ〜タバコ間の国道が閉鎖などというアクシデントが無ければ、天候は良好なので問題ないはずである。
搭乗までまだ3時間もあるので、たばこを吸うために一旦外へ出た。
するとターミナルへ入る人の列が、100m以上も連なっている。ターミナルへ入るための荷物検査が追いついていないようである。
外へ出てしまったことを少し後悔した。僕もターミナルへ再入場する際に、同じように手荷物検査を受ける必要がある。長い列の最後尾に並ばねばならないことを考えると、億劫になってしまう。
それでも時間にたっぷりと余裕があるので、ゆったりとした気持ちでたばこを吸いながら、ぼんやりと周囲を眺めていた。

やはりフィリピンにはフィリピン独特の雰囲気があることを感じる。
建築物が殺風景で、なんとなく無機質な印象がある。特に空港の出発ロビーに上るためのスロープ道路を支えるアーチなどはコンクリートがむき出しなので、そのような印象を与える。しかしそれがまたここの特徴で、今では地元へ帰ったような安心感を覚えてしまう。
黒くて長いストレートヘアーを持つ女性が多いのも、フィリピンの特徴であることをあらためて感じる。そしてすっかり、そんな風景に馴染んでいる自分に不思議な感じがするのである。
周囲から聞こえてくる会話に出てくる単語も、ここでは多少わかる。数少ない知っている単語から、会話の内容を想像したりすることが暇つぶしになる。

女性の黒いストレートヘアーを見ていて、先日モナから聞いた話を思い出した。
生まれた子供のやや茶色がかった髪を触りながら、この髪の色はアコに似たなぁと言うのである。
「なんで?あなたの髪は真っ黒じゃない。どこが似てるの?」
「アコの髪はほんとはブラウンよ。これはブラックカラーをしているだけ」
随分長い年月付き合ってきて、初めて知ったその事実に驚いた。彼女の髪の色が茶色であることはどうということはない。ただ、自分がそれをずっと知らなかったということに驚いたのである。
思わず僕は彼女をじっと見ながら、「ねえ、他に僕が知らないことはないの?」と訊いてしまった。
「ないよ・・・たぶん。アコは秘密ないもん。髪の色だって秘密じゃないよ。イカウ知らなかったの?」
「オッオー」と答えた僕の目は、少し丸くなっていたような気がする。

マニラの空港で、時間を持て余していた。クアラルンプールの紀伊国屋書店で買った単行本は3冊で108リンギ(約2800円)もしたのに、これでは家に辿り付く前に読み終えてしまう。
早々とゲート前で座っていると、搭乗時刻前にこれから乗る飛行機がやってきた。搭乗時刻に乗るべき飛行機がないというのがこの会社の常であったから、もしかして自分が勘違いしているかもしれないと思ったが、ゲートオープンのアナウンスが予定通り行われたので、そこでまた驚いた。タバコシティーにいるモナへも、今日は予定通り飛ぶぞと、さぞかし珍しいことが起こったように電話で伝えた。モナはダディーのトライスケルで、レガスピ空港まで迎えに来てくれることになっていたからである。

こうして無事、約10日ぶりにレガスピに到着し、そのままダディー、モナ、僕の3人でレガスピのモールへと直行した。みんなのクリスマスプレゼントを買うためである。
プレゼントをあげる人はたくさんいる。そのことについてはマレーシアにいる時からスカイプでモナと話をしていた。僕からは誰にプレゼントをあげるかについて特に注文をつけるつもりはなかった。それはフィリピンの慣習やこれまでのやりかたに従うので、モナに決めてもらった。本当は、そんな人にまでプレゼントをあげるのかと思われる内容もあったのだが、ケチをつけそうになるのを我慢したというのが正直なところである。モールではプレゼントがショッピングカートの中に山にように増えていく。服、シューズ、トーイ、ハンドバッグ、ハンカチなど、あげる人によってその金額はまちまちである。僕はモナに、これでいい?と訊かれ、その都度ハイハイと頷くだけである。ようやく長いショッピングが終了したかと安堵すると、今度はそれらをクリスマスプレゼント用に包んでもらう作業が2時間待ちと言われた。ランチを取りコーヒーを飲んで、時間をつぶした後それを受け取りに行く。無事に包装されたプレゼントを受け取り、さあ帰ろうということになったが、ふと、プレゼントの中身を確認しなくて良いのだろうかと思った。ラッピング用に預かった商品の管理があまりにもずさんそうに見えたからである。そして何となく包装の外側からプレゼントを触ってみて、叔母さんに買ったはずのバッグが無いことに気付いた。モナも一つ一つのプレゼントをチェックし、やはりバッグがないと言うことになった。そこでそれを店員に伝えると、なんと店員は、このバッグ?とまだむき出しの状態になっているバッグを棚から取り出して見せるのである。大勢の人のプレゼントをラッピングしているうちに、商品が混ざって正体不明のバッグが出たそうだ。それを棚に収めておいたらしい。ここまでくると空いた口が塞がらない。ほとんどの人は、何もチェックせずに商品を受け取ってその場を立ち去っている。きっと相当な間違いがあるように思われる。僕は全てのプレゼントのラッピングを丁寧にほどいて、中身をチェックしたが、やはりもう一つの間違いを発見した。何ともフィリピンだなぁという話である。

レガスピからタバコまでの道すがら、マヨン火山の全貌が見渡せる箇所がある。
ダディーはそこでトライスケルを停めてくれた。溶岩が山のてっぺんから下の裾野まで、一筋の道を作って流れ出した様子が見える。その溶岩の道にそって蒸気が出ているところを見ると、きっと温度も相当高いのだろうと想像できた。
夜見ると、真っ赤な溶岩の道が綺麗に見えるそうで、見物客が後を絶たないそうである。
しかしこのクリスマスシーズンに非難を余儀なくされた多くの住民は、本当に可愛そうである。
タバコシティーは、マヨン火山とタバコシティーの間に小さな山があり、それが防波堤代わりになるので溶岩の被害の心配はないらしい。もっとも溶岩が流れ出ているのはレガスピ側で、タバコからは反対の斜面となっている。そして海からの風が常にマヨンへ向かって吹いているので、火山灰が降りかかる心配もほとんどないそうである。

もはやマヨンもその周辺も、僕にとっては見慣れた風景である。
何度となく通った道を通り、僕は無事にタバコシティーの家に辿り着いた。

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カテゴリー:フィリピン生活
エントリー:60.無事帰宅
2009年12月24日

59.帰国に際して

クアラルンプールに到着し、チェックインカウンターで並んで入るときだった。
係員がなにやらカウンターの前に張り紙をした。近づいて見ると、出発時間の遅延インフォメーションであった。
相変わらずセブパシフィックは遅延ばかりしている。国際便でもそうなのかと、がっかりしてしまう。

そしてチェックインの際、僕のチケットを見てカウンターの係員の手が止まった。チケットはマニラ〜クアラルンプールであるが、日本人の自分がフィリピンまでの片道切符しか持っていないためである。フィリピンのVISAを持っているかと質問されたときに、僕はピンときた。
以前ブログコメントで、色々な方に教えていただいた片道切符の渡比不可能の件である。
日本〜フィリピンのチケットは、日本で購入するよりフィリピンで購入した方が安いので、格安チケットの日本発チケットで渡比し、その復路チケットを捨て、次回からはあらためてフィリピン購入した日本までの往復チケットを使用しようと思っていると書いた。その記事に対して、フィリピンで購入した往復チケットは、日本へ帰る時には問題なく使えるが、次にフィリピンへ飛ぶ際は、復路だけの片道切符なので成田空港チェックインで受け付けてもらえないと教わった。
僕はそれが、成田だけの話だと思っていたのだが、ここクアラルンプールでも同じことであるようだ。僕は堂々と、VISAは持っていないと答えた。その瞬間、受付の係員の顔が、当惑の表情に変わった。そして片道切符ではフィリピン行きの便に乗せるわけにはいかないという話になった。
ほう、やはりそうきたか・・・。僕は万が一のことを考えて、日本へ帰るチケットをわざわざジャマイカの家まで取りに行って、出かける直前に鞄に忍び込ませたのである。それがあるから余裕を持って、搭乗手続きがどうなるのかを見届けるために、わざとVISAはないと答えてみたのだった。そして皆さんの御指摘通り、一旦搭乗を拒否されたのである。
「つまりどこから出発する便でも、基本的に片道切符はだめということか・・・。ふむふむ」と、それが確認できたことに満足し、黄門様の印籠のように、マニラから日本までのチケットを鞄から取り出してそれを係員の目の前に差し出した。
係員はそれを数秒チェックした後、突然笑みを浮かべて「OK」と親指を立てた。

ブログ読者の皆様の忠告が、ここで生きたわけである。実は僕は、そのチケットが本当に役立つとは思っていなかった。あくまでも念の為にと思い、突然思いついて持ってきただけである。だから大変驚いた。もし持っていなかったら、少々ややこしい話になっていたはずである。
日本ならまだしも、海外出張先で搭乗を拒否されたら、ほとほと困り果てたに違いない。そして最終的に、日本へ帰るしかないという話になっていた可能性もある。

もし日本への帰国チケットがなかったら、実際にはどうなっていたのだろうか。安心をしたらまた突然、そんな疑問が沸々と沸きあがってきた。
どうにかなるものなのか、それともならないのか、印籠を出すのをもう少し遅らせて、粘ってみれば良かったと後悔し始めた。

まあとにかく、マニラまでたどり着くのはほぼ確定である。
当初の帰りのスケジュールは、クアラルンプール1:20am発、マニラ5:00am着。そしてマニラで国内便に乗り換え、マニラ6:00発、レガスピ7:00am着である。
マニラでの乗り換え時間が1時間しかなかった。僕はこれを、旅行代理店と、クアラルンプールに来る際の空港カウンターで、乗り継ぎに問題はないかと確認した。そして大丈夫だと太鼓判を押された。
しかし、国内便チケットを良く見ると、出発45分前にチェックインをしなければ、予約は取り消されてキャンセル待ちの人に開放されると書いてある。また出発20分前には、搭乗ゲートがクローズになり、そうなると飛行機には乗れないことが記載されていた。

こんなことがしっかりと明記されていると、やはり心配になってしまう。
僕はモナに、その話をして再度旅行代理店に確認してくれるよう依頼した。そして翌日会議中の僕のPCに、旅行代理店からメールが入ってきた。
こっそり開いてみると、リブッキング(予約変更)の連絡メールである。マニラで搭乗するレガスピ行きが、6:00amから10:15amに切り替わっていた。
モナが乗り継ぎの件を旅行代理店に確認し、便を変更してくれたのだとすぐにわかった。

あとでモナとこの件で話しをしたら、やはり乗り継ぎには問題があるので、時間を変更した方が良いという話になったそうだ。運良く次の便に空きがあったために、すぐに変更をしたのだが、何と1521ペソも取られたそうである。
確かにチケットには、リブッキングの際には所定の変更代を徴収すると書かれていた。
しかし今回は、旅行代理店もセブパシフィックも、大丈夫だと太鼓判を押したからそれにしたのである。それが後から、厳しいという話になり、変更をしたら変更手数料がかかるというのは、どうも腑に落ちなかった。腑には落ちなかったが、それでもレガスピにはより確実に帰ることができる。そちらの方がはるかにありがたかったので、とりあえず追加徴収金には目をつぶることにした。

そして今、クアラルンプール発の便が既に1時間遅れている。もし国内便を変更しなかったら、一体どうなっていたのだろうか。きっとクリスマスイブのマニラで、僕はパニック状態に陥っていたような気がする。
ホテルが取れず、マニラの街の渋滞に巻き込まれ、路頭に迷ってから疲れ果てて何とか確保したホテルに辿り付く・・・そんなストーリーが待っていたような気がする。
なんとも恐ろしいことである。このいい加減さに対抗するには、やはり自分がしっかりしていなければならないのだと、あらためて身が引き締まる想いである。

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カテゴリー:フィリピン生活
エントリー:59.帰国に際して
2009年12月23日

58.マレーシア最終日

マラッカに来ると、朝は少しゆっくりできる。お迎えの車が8:45に到着するので、最近早起きの僕としては、朝食ものんびりととることができるというわけだ。
本日の夕方はジョーホールバルへの移動日なのでホテルのチェックアウトを済ませ、いつものコーヒーショップへ。
朝食セットを頼み、セットになっているコーヒーはブラックをお願いする。
あえてブラックをお願いしないと、マレーシアでは最初からコーヒーに砂糖がたっぷりと入って出てくるからである。
「コーヒーはブラックで・・ノーシュガー、ノーミルク」
「ブラック?オーケー、ノーシュガー、ノーミルク」
女性店員は、ブラックねと、きちんと僕の要求を復唱して確認をした。にも関わらず、出てきたコーヒーが少し甘い気がする。飲み終わると、カップの底から溶けていなかった山盛り砂糖が姿を現した。はぁ、やっぱりこんなものかと思うのである。

基板会社のスタッフの一人が面白い話を教えてくれた。その彼は日本へ留学経験があるとのことであった。
マレーシア人の彼は甘いコーヒーが大好きで、日本にいる時にはいつもジョージアのロング缶を好んで飲んでいたそうである。彼はあれが一番うまいと話す。
大学の中にドリンクの自動販売機があったらしいのだが、その販売機の中には彼の好物のジョージアがなかったそうだ。たまたま自販機の会社の人が、販売物の補充に訪れている時に彼が通りかかったので、自分はジョージアが大好きなのに、なぜこの自販機には入っていないのかという話をしたそうである。それを話した翌日、自販機にはしっかりとジョージアコーヒーが、何かと入れ替わって入っていたそうだ。
彼はその時驚きながら、日本人は素晴らしいと思ったそうである。そんな小さな顧客要求に迅速に対応するなど、マレーシアでは考えられないそうだ。日本人の成功の秘密を垣間見た気がしたそうである。

僕はその彼に、今朝のコーヒーショップでの出来事を教えた。砂糖を入れないでくれとお願いしたにも関わらず、砂糖が入っているコーヒーが出てくるのだから、マレーシア人にはそれは難しいかもしれないねと言ったら、彼は顔をしかめながら、やっぱりそんなものですよね言って、なにやら考え込んでいた。
マレーシア人と日本人の、顧客に対する意識の違いを象徴するような話であるから、彼はすぐに顧客要求とその話を結び付けて、「カスタマーリクワイアメントですね」と一言ぼそっと言った。


さて本日はマレーシアの基板会社の監査最終日である。
5日間の監査の中で、スタッフは打ち解けて様々なことを話してくれた。
レポートして欲しくないのだがと前置きをして、様々な真実を述べてくれた。ここで詳しく書くのはためらわれるが、やはり根本の問題は隠されたところに多く潜んでいる。
彼らは自分たちが、他の会社よりも劣っていると思っている。もし自分がカスタマーなら、この会社には注文を出さないとまで話し出した。それだけ品質に自信がないし、これからもそれを改善できる見込みがないと思い込んでいる。そしてどんなところで自信がないかを聞き出すと、その会社の弱点が見えてくる。
己を知るということは、大切なことである。驕りたかぶっている会社よりも、常に自己反省をしている会社の方が、将来は見込みがあることもある。しかし必要以上に卑下することはないとも思っている。一見素晴らしく見える会社でも、内実はどこも同じような問題を抱えているものであり、どこも似たり寄ったりである。隣の芝生はいつも青々としているように見えるだけということは、往々にしてあることだ。僕はそれを、基板会社のスタッフに伝えた。彼らは僕が彼らの会社をどのように見ているのか、とても気にしていたからである。

僕は日本のクライアントに、色々な問題が発生するのはどこも同じだから、あまり細かいところで悩む必要はないと断言している。コスト重視なのであれば、細かいところには目をつぶり、自分たちがサプライヤーを育て上げる気概を持って臨んだ方が、最終的にはお得ですよと進言する。
一方サプライヤーには、大きなプロジェクトで致命的な品質トラブルを起すと、顧客もサプライヤーもかなり大きな損失を被ることになると脅かす。それは嘘ではなく事実だからである。そして致命的なトラブルとは、全数検査が不可能な不具合であることを伝え、それを考慮して選んだ重要ポイントを絞って伝える。他は手を抜いても何とかなるが、これだけはやばいぞというものを認識してもらいたいからである。全てを一律パーフェクトにこなすのは、所詮無理があるからで、だから僕の期待値は最初からかなり低い。期待値が低いから、あまりいきり立つこともないのだが、相手が予想以上にひどい時にはこちらも落ち込む。今回は正直に言うと、さてどうしたものかと少々落ち込んでいるのである。

思った以上にてこずり、全てを終了したのが午後7時を過ぎてしまった。それからジョホールバルへ移動し、食事を取ってホテルにチェックインをしたのが夜中の12時であった。
移動の車の中では、レポートをどのように作成すべきかをずっと思案していた。
今回は少々気が重いレポートになりそうな気がするのである。場合によっては、年が明けてから品質指導を行ってもらいたいという話も出始めている。さらには、3ヶ月おきにでも通ってもらうかもしれないなどという話もある。
今の自分には、疲れるだけの話である。

ホテルでインターネットを接続すると、モナから写真付きのメールが届いていた。
地元のマヨン火山が本格的に噴火し始めたという内容で、写真はマヨン火山が煙をふいているものであった。灰がかなり飛んでいるらしいが、自宅のあるタバコまではまだ届いていないそうである。
そろそろ疲れもたまってきたところで、不思議な里心が付き始めている。
早く家に帰ってゆっくりしたいなどと考えて、その家がフィリピンであることに気が付いた。
これまでは、フィリピンに「帰る」という感覚はなかったのだが、いつの間にかそんな感覚が染み付いているのであった。
明日の便で無事に家にたどり着くことを、心から祈っているところである。

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カテゴリー:フィリピン生活
エントリー:58.マレーシア最終日

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