フィリピーナと共に
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2012年11月11日

629.恐縮なお願いと近況

 本日は冒頭、まことに恐縮なお願いがあります。
 実は、これまで少し紹介してきましたモナの香水ビジネスですが、彼女がFacebookにページを作りました。
 今朝モナから、そのページをこのブログで紹介して欲しいとお願いされました。そしてそのページで、「いいね!」をクリックして欲しいそうです。僕は詳しく分かりませんが、この「いいね!」の数が多くなると、宣伝効果が上がる何かができるとか何とか(僕はよく分かっておりませんが‥汗)
 お時間があり興味のある方のみで結構です。暇つぶしでもよいので、どうかお立ち寄り下さるよう、宜しくお願い致します。
 はなからこのような宣伝文句で始まり、大変申し訳ありません(汗)
 何分至らない嫁のことと言いながら、その嫁に頭が上がらない自分です(汗)

 以下のYuribel Scentsの文字をクリックして頂くと、彼女の作った香水宣伝ページに飛びます。飛んだ先のページの頭に出ている写真右下あたりに「いいね」という文字があるので、おそらくそれをクリックすれば良いのだと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

Yuribel Scents
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それでは以下、通常の記事に戻ります。

 現在宿泊しているホテルは、小さな安ホテル。一泊80リンギットだから、丁度2千円くらいだ。そのくらいの安宿になると、部屋でコーヒー用のお湯も湧かせなければ、ランドリーサービスなどという気の効いたものもない。部屋は畳五畳分くらいの小さなもの。その割にベッドが広いので、それが助かっている。
 男性ホテルスタッフに、近場のクリーニング屋さんを教えてもらった。彼に、下着はやってくれないが、そのくらい部屋で手洗いすればいいよ言われたが、部屋には洗濯物をまともに干す場所がないから少し困っていた。

 とりあえず綿パン一本、Yシャツ二枚を持ってクリーニング屋さんに行ってみると、ハンガーにかかったドレスやスーツがずらりと並ぶ立派で本格的な店だった。店の奥から、その店の主人と思われる気難しそうな中国系のおじさんが出てきた。
「あのう〜、下着も洗濯してもらえませんか?」
 するとおじさんが僕を怪訝そうに見ながら「あんた日本人か」と訊くので、「はい」と答えると、今度は「アイロンがけはいるか?」と訊いてきた。「一切要りません」と言うとおじさんは突然笑顔になり、「それならいいよ、1キロで2.4リンギット(約60円)だ」と言ってくれた。ジーンズやTシャツも全部持ってこいという話しになり、僕は10分以内にもう一度来ると約束して、ホテルに下着やTシャツ類を取りに戻った。

 どこに行っても、洗濯物だけがいつも困る。仮にホテルにランドリーサービスがあったとしても、大抵ランドリーサービスはとても高い。それは安ホテルであってもだ。それでもそのようなサービスがなければ困ったことになる場合もある。
 密かに抱えていた懸案事項を解決できた僕は洗濯物を取りに戻る足取りも軽く、おじさんに「サンキュー」を何度も言い、晴れやかな気持ちでそのままモールへと足を運んだ。

 現在マレーシアは雨期で、朝晩は結構寒い。しかもオフィスの中は冷房が効きすぎて寒いため長袖のシャツの必要性を感じたが、僕はフィリピンからは長袖を二枚しか持ってきていなかったので、それを買い足しておきたかった。
 シャツは意外に高かった(一枚100リンギット/約2500円)ので、ひとまず1枚だけ買い、少しぶらぶらしてから遅い朝食(早めの昼食)を取ることにした。
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 レストランが並ぶエリアで、鉄板の上で派手にじゅうじゅう肉や野菜を焼いている店を発見。その時鉄板の上に乗っている大量のモヤシにコックが手首を上手に使い胡椒を振りかける動作を見て、無性にそれが食べたくなった。(日本の高級鉄板焼きを連想させる振りかけ方)
 メニューには12リンギット(約300円)のビーフ鉄板焼きがあったので、それとフレッシュオレンジジュースを注文。メニューの中ではそれが、一番高い料理だった。
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 出てきたオレンジジュースは、色合いはあまり良くないが、味はオレンジを絞った正真正銘の生ジュースで美味しかった。4.5リンギット/110円もするジュースだが、こちらはフレッシュジュースが意外と高い。ジュースの脇にある機器が、先日格闘したポケットWiFi。現在快調に動作している。結構速度が早い。
 僕のモーニングコーヒーの様子をフェイスブックに乗せた際、コーヒーがジョッキに入っていることに友人たちが反応したが、このオレンジジュースもジョッキのようなグラスに入って出てきた。よく考えてみれば、マレーシアではホットもアイスも、このようなグラスに入って出てくることが多い。
 そして鉄板焼きは、主役のビーフよりもやしがはるかに美味しかったのが驚きだった。もともともやしが食べたくて頼んだからいいのだが、それでもそれってどうなの? という気がしないでもない。ビーフは固くて、久しぶりに顎の運動になった。現代人は柔らかいものばかりを食べて顎が弱くなっているという話しがあるので、たまにはそのようなものもいいかと思う。

 ビーフ鉄板焼きがやや食い足りなかったので、その後はスターバックスに行き、コーヒーとサンドイッチを購入。
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 マレーシアのイスラム教を信仰する女性は、頭から布切れをかぶり、服もできるだけ肌を出さないものが普通だが、最近はそうでもなくなっている。特に今回、スタイルのよい若い女性が、惜しげもなくミニスカートやショートパンツ姿でそれを披露している可愛い女性が目についた。そんなことを書くと、またそんなことを言っていると言われそうなので、後ろからそんな女の子の姿をストーレンショットした。
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 撮った写真をフェイスブックにアップし終わると、突然若い清楚な女性がテーブルを挟んだ僕の向かいのソファーに座った。そして、英語で書かれた5センチ四方の紙を渡してきた。それを読むと、その女性は耳が聞こえず声も出せないらしい。そして自分はそのような同じ境遇を持つ人たちのために活動をしており、小さなマスコットを1個10リンギットで販売していることが書かれている。
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 マレーシアは、ドネイション詐欺(寄付の詐欺)が多いそうだ。前回レストランで食事中、自然保護だったか貧しい子供を助けるだったかで寄付を募られ、いくらか渡した。それを現地の人間に話したら、それは怪しい、もう止めた方がいいと言われた。
 僕は彼女が僕を見ていない時に、このマスコットは木製なのか、ここに書いている文章は本物なのかなどいくつかの質問をし、彼女の耳が本当に聞こえないのか反応をつぶさに観察してみたが、もし詐欺のプロならその程度のことでボロを出すはずもなく、しかも自分の心の中から、これが本当だったら可哀そうだという気持ちがどうしても拭い去れない。
 きっと、現地スタッフに話せば、あ〜、また騙されているよと馬鹿にされそうな気がしたが、iPhoneに娘が二人いるので二つ買いますよと書いて、それを彼女に伝えた。
 その女性、僕から20リンギット(約500円)を受け取ると、すぐに別のテーブルに移動し他の客に紙を渡していたが、他の人は誰1人彼女を相手にしていなかった。

まったりし過ぎて、ついついチーズケーキとコーヒーを追加注文。
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 やはり僕は騙されたのだろうか。結局分からないが、僕はこのようなケースで、既にお金を渡した後には、それは本当のことでこれで良かったのだと信じることにしているから、それ以上の振り返りはしないが、海外に出ると、そんなことを難しいと感じることが多い。例えばストリートチルドレンを助けたいという気持ちはあっても、少しお金をあげると周りから大量に子供が出現し、自分にもくれと言われたり、後ろで糸を引く悪い男がいたりする。するとこちらも、迂闊に手を差し伸べるべきではないということになる。
 先日タバコシティーで、ジョリビーというファーストフード店の前にやや年配の女性が赤ん坊を抱き、店に入る僕に手を差し出して頂戴の仕草をした。咄嗟のことで僕はそのまま店に入ったが、店内でモナにそのことを言うと、そのおばさんを見たモナが、彼女は何年も前から同じことをしていると言う。するとあの赤ん坊はレンタルか? と訊くと、多分そうだという返事だった。確かに高齢なので、それであの子供を生んだのか? と僕も思ったので、なるほどと納得した。
 モナは、彼女はまだ働ける、あのようなことをするくらいなら、どこかの家の洗濯をするなどしてお金を稼げるはずなのに、なぜあのようなことしかできないのかと言う。確かにその通りだ。
 この場合にも、傍目には不可抗力でそうなっているのか、それとも単なる怠け者なのか、嘘か本当か、そんなことを見抜くことができない。そうなると、そのような人助けなど一切しない方が良いと決めてしまう人がいることも理解できる。僕も以前ほど、そんなことを気軽にしないようになってきた。
 しかし一方、カラオケで横に座ってくれたお姉さんに気軽に1000円くらいのチップを渡すこともある自分を振り返ると、路上でみすぼらしい恰好をした人に、ほんの40円や100円を渡すことを躊躇うのはなぜだろうと思うこともある。カラオケで渡すチップはサービスに対するお礼だから違うと言えば違うが、それが分かっていても自分の行動や考えに納得できないことがある。それでもやはり、躊躇する。だからやっぱり難しいなと感じる。

 マレーシアにはストリートチルドレンや乳飲み子を抱いた女性が物乞いをする姿は一切見ないが、突然ドネーションをお願いされることは稀にある。少しは「ノー」と言える日本人にならねばと自覚している。

 さて、夕食はホテル近所のインド系食堂に行った。マレーシアは人種がミックスなので、レストラン(食堂)は中華系、インド系、マレー系に別れる。僕はカレーが好きなので、意識してインド系を利用する。
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 見た目は決して綺麗ではないが、地元の労働者や中流の人が利用するその手のレストランは安く、カレーは本当に美味しい。
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あっという間に完食。食後のジョッキコーヒー。
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 ただしカレーもたくさん種類があって、おそらくその中には激しい地雷が用意されているはずだ。それは、混ぜこぜになった匂いの中に、何か受け付けないものが漂っていることで分かる。しかしどれがどうなのか僕にはよく分からないので、僕は安全を取ってチキンカレーをお願いすることが多い。
 このコーヒーを自分のフェイスブックにアップしたところ、コーヒーがジョッキなの? でもMarkさんには丁度良いかも‥‥、などというコメントを頂いた。
 僕はもう慣れてしまったのであまり気にならなかったが、そんなところに反応する日本人が面白い。
 となれば、ブログを読んで下さる方にも面白い発見があるかもしれないと、写真入りで近況を報告した。
 
 昨夜カレーを食べた帰りに、クリーニング屋さんのおじさんとばったり会った。挨拶をすると、向こうも僕を覚えてくれにこやかに挨拶を返してくれた。こんなコミュニケーションが出来上がってくると、知らない土地でも快適に過ごせるようになる気がしている。

 今朝の食事。
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食後のコーヒー。レンゲ付き??
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エントリー:629.恐縮なお願いと近況
2012年11月10日

628.日本を離れてみると

 久しぶりにオフィスで働くようなことをすると、頭と体に妙に堪える。それだけ大自然と長閑な空気に侵され、自分の中でピノイ化が進行していたのだろう。陽と共に生活するようなフィリピンの田舎暮らしで早寝早起きだけはきちんとしていたが、それ以外はいつ何をしてもよい環境にしばらく身を置いていた。人間楽な方には簡単に染まるが、そこから戻るのは大変である。
 しかし働く人として首の皮一枚繋がっていたと感じたのは、スラックス、ワイシャツ、革靴を身につけた時に身が引き締まり、自分の中でそれなりの自覚が芽生えたことであった。まだ救いようがあるようだ。とにかく数日間は、リハビリ感覚でがんばるしかない。

 仕事上の作戦会議を終えると、無いと言われていた設計業務もあるようで、話しが違うと喉まで出かかったが、生活がかかっているので言葉を飲み込んだ。面倒なことを後回しにするともっと面倒なので、先に設計案件の打ち合わせを済ませすぐに調べ物を開始した。幸いこれも、何とかなりそうだ。

 昨日の金曜日は仕事を適当に切り上げ、買い物に精を出した。買い物の目玉はポケットWiFi。4G電波を拾ってWiFiアクセスポイントになるもので、現地の会社でお金と名義を出して購入してくれたものである。買った後はしっかり電波を拾ってインターネットがすこぶる快調に使えていたが(速度はとても早かった)、持ち歩いていたらなぜか使えなくなった。夕方体に震動が伝わるほど激しい雷鳴を伴う強烈なスコールがあったので、その影響で電波が一時的に途切れたのかと思っていたがホテルに帰ってもずっと使えない。これについては本日、購入した店に殴り込みに行く予定でいた。
 それに加えてホテルのインターネットが不調。昨夜は色々と格闘しているうちに、いつの間にか眠り込んでしまった。目覚めると朝の三時で、再度ポケットWiFiと格闘するが、どうしてもだめなところを見ると、これはやはり電波の問題ではなさそうだ。
 フィリピンのモナに、辛うじてインターネットが繋がった時に三つの方法でメッセージを入れておいたが、それが届いていないらしく朝電話がかかってきた。ローミングサービスのおかげで、向こうからはフィリピンの電話番号で自分に繋がるが、これが結構高い。日本にいる時よりマレーシアにいる時のローミングの方が高く、以前ほんの少しのテキストと国際電話およびマレーシア内でのローカル通話で、数万円の信じられない請求をもらったことがあるので、できるだけ使わないように気をつけている。ローミングによるインターネット(モバイルブラウジング)に関してきちんと調べてみると、US$12.14/1MBなので、写真などを数枚どこかにアップロードなどしようものなら、それだけで万円オーダーの請求が来ることになるから、極めて要注意だ。

 ついでに昨日、モールの中で散髪もしてみた。金額は十六マレーシアリンギット(日本円で四百十五円)。これは日本で言う千円カットのような安いところで、それ以外は大きなモールの中なので安くても千円くらい。フィリピン地元のチップ込みで百円と比べたら断然高い。ホテルへの帰り道、もっとローカルな理容店を発見したのでまた髪が伸びたら挑戦してみたいが、できれば散髪しなくてもよい時期にフィリピンに帰りたい。

 ポケットWiFiの問題が発覚して一夜明けてから、ふとその機器の動きで気なることがあったので、現地会社のマレーシア人スタッフに電話を入れてみた。すると、あるパスワードをウェブ上で変更したというので、変更をかけたウェブサイトのアドレスを教えてもらい、ポケットWiFiとパソコンを接続した上でもう一度同じパスワードで変更作業をしてみた。すると、ようやくポケットWiFiが動き出した。機器を接続せず、パソコン上で勝手に電話会社システムのパスワードだけを変更したので、ハードとの整合性が取れなくなっていたようだ。これでインターネットが完全復活。速度が充分出ているので快適な環境となった。フィリピンサイドとのコミュニケーションが、これで問題なく行える。

 こんなことをしながら、マレーシア人とのコミュニケーションを楽しんでいるが、ここにはフィリピン以上に、様々な人種がいる。インド、バングラディッシュ、カンボジアなどから出稼ぎに来ている人が多く(以前はインドネシア人も多かったが、今はほとんどいなくなった)、加えてマレーシア人もインド系、中国系、マレー系がいるので、本当にミックス感が強い。会う人に何人かを尋ねなければ、相手が何人か分からないのである。
 昨日モールで携帯電話のケースを買った時に、あなたは中国人かと中国系の若い娘に英語で訊かれた。日本人だというと、「それじゃ言葉は英語だけ?」と言うので、最初は意味が分からなかったが、彼女は僕に中国語を話せるかどうかを確認したかったようだ。「中国語はイーテェンテン(中国語で少し)」と答え、買おうと思ったケースの値段を「トウサンチェン?」(中国語でいくら?)と言ってみたら、相手が喜んでケースを少しだけまけてくれた。
 マレーシアという国の強みは、この言葉にあるかもしれない。マレーシア人は、中国語、インド語、マレー語、英語を操る人が多い。これから巨大な市場と目される中国語とインド語が問題にならないということは、実はとても強いことである。

 もっとも中国という国が今後どうなるか、やや怪しいところではあるが、中国語という言葉を話す民族が十億人以上もいる現実は変わらない。
 その中国は色々な意味で国内に問題を抱えているが、やや古い情報ではあるけれど、面白い記事がある(これはインターネットの世界で有名になった話し)ので、ここに産経新聞の記事を抜粋して記載する。

---- 以下、記事抜粋 ----
 日本政府が沖縄・尖閣諸島の国有化を9月に発表したことを受け、同諸島の領有権を主張する中国が猛反発し、両国間の文化交流を中断させるなどさまざまな対抗措置を打ち出した。中国のインターネットでも政府の強硬姿勢にあわせて「釣魚島(尖閣諸島の中国語名)を武力で奪還せよ」と言った勇ましい「主戦論」があふれている。そんななか、「戦わずにして中国に勝てる6つの方法」という中国の弱点を指摘する書き込みがネットで話題となった。
 「ヒラリー長官の警告」と題される書き込みは、米国のクリントン国務長官が訪中した際、中国の指導者に語った内容とされているが、実態は中国人のネットユーザーによる作り話とみられる。
 クリントン長官は中国の指導者に対し、「貴国がフィリピン、ベトナムおよび日本と開戦すれば、米国は6つの対策を考えている。一兵卒も使わず、中国を負かすことができるだろう」と言ったという。
 具体的な「対策」とは以下のようになっている。(1)中国の政府高官が所有する海外の銀行口座の残高を発表し凍結(2)米国のパスポートを持つ中国人官僚の名簿を公表(3)米国に住んでいる中国人高官の家族の名簿を公表(4)ロサンゼルスにある「妾村」を一掃(5)米国在住の中国人高官の家族をグアンタナモ刑務所に収容(6)中国国内の失業労働者などの不満分子に武器を提供
内容は若干の重複があるが、今日の共産党政権の“アキレス腱(けん)”を見事に指摘した書き込みといえる。
 少し説明すると、今日の中国では、家族と財産を海外に移し、本人がいつでも逃亡できるように外国のパスポートを持っている共産党幹部が多くいる。中国の捜査機関がなかなか手を出せないとの理由で、高官家族の移住先として圧倒的に人気が高いのが米国だ。例えば、高速鉄道建設に絡む汚職事件で昨年に摘発された張曙光・元鉄道省運輸局長は米国で3軒の高級邸宅を持っているほか、米国とスイスで28億ドルの預金があると報道されている。
 張元局長のケースはあくまで氷山の一角といわれている。米国が中国の政府高官の海外財産のリストを公表すれば、共産党政権への中国民衆の怒りは一気に噴出するに違いない。中国内部が大混乱することは必至で、外国と戦争をするところでなくなる。
 また、ハーバード大学に一人娘を留学させている習近平国家副主席を始め、多くの中国の指導者の身内が米国内にいる。すでに米国に“人質”を取られているといえ、中国の指導者は米国に強く出られない事情がある。
 「ロサンゼルスの妾村の一掃」とは、多くの高官は妻を米国に移住させたほか、愛人にも米国の豪邸を買い与えている。それがロサンゼルス周辺に集中しているため、ネットでは「ロサンゼルスに中国の妾村ができた」と揶揄されている。妻よりも愛人を大事にしている高官が多いため、家族だけではなく愛人を一緒に刑務所送りすれば、中国高官たちへ与えるダメージはさらに大きい、ということを言いたいようだ。
 最後にある「不満分子に武器を提供する」というのはシリアの反政府勢力に欧米が武器を提供したことからえた構想のようだが、中国当局が一番恐れる措置かもしれない。
 中国国内では、土地の立ち退き問題などで毎年20万件以上の暴動が起きているとされており、不満分子に武器が提供されれば、人民解放軍を相手にたちまち内戦が始まりそうだ。
 「ヒラリー長官の警告」は多くの中国国内のサイトに転載されている。「恐ろしい。戦争ができないのではないか」「これらのアイデアを絶対にアメリカに教えてはダメだ」といった感想が寄せられている。
---- 抜粋 ここまで ----

 中々心理をついた面白い話で、ここに世界の駆け引きのようなものが見え隠れしている。同時に、日本人とはつくづく正直で真面目な民族だと痛感するのは、自分だけだろうか。
 僕は今後、日本人のような誠実さ、正直さ、真面目さが世界で貴重なものになっていくのではないかと考えているし(お金持ちの中国人は食糧やブランド物は中国以外から購入する。日本は信用できると言って人気が高いというのが一例)、そうなって欲しいと思っている。
 日本を出てみると、とにかく色々なことが見えてくる。



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エントリー:628.日本を離れてみると
2012年11月08日

627.プラスマイナス

 昨日は、マニラのホテル(マラテ、パールガーデンホテル)に宿泊した。チェックインの際、受付の若い女性が朝食券をくれた。その時彼女は一人でチェックインした僕に、朝食券は二枚あるという点を強調した。それが僕には、諸般の事情で突然一人増えてもいいのよと聞こえ、僕はそれを言ったレセプションの若い女性の顔を、無言でじっと見つめてしまった。
 今朝は六時に起床し、すぐに二階の朝食用レストランで寝起きのコーヒーだけを飲み、その後イミグレーションに向かった。先日貰った永住VISAのiCard(リエントリーパーミット用)を受け取るためである。これを持たずにフィリピンを出国すると、煩わしい手続きを経て貰った永住VISAが取り上げられると脅かされている。
 朝七時をやや過ぎた時間イミグレーションに到着すると、もう窓口が開いており、即効でiCardを貰うことができた。これには満足し、これまで散々煮え湯を飲まされてきたイミグレーションに、「やればできるじゃないか」と独り言を言ってそこを後にしてきた。
 イミグレーションが予想以上に早く終わりホテルに戻ると、動き回ったせいかお腹が空いてきて、もう一枚朝食券が残っていることを思い出した。レセプションの女性の言葉にそそのかされて連れを増やさず良かったと思いながら、今度は軽く食事をした。それでもまだ時間がたっぷり余っているので、レストラン入り口脇の喫煙スペースにコーヒーと一緒に移動し、ゆったりとした気分でiPhoneから人様のブログを徘徊。気付いたらコーヒーが無くなっていたので、手をあげてレストラン内のボーイさんにコーヒーのお替りをお願いした。
 コーヒーを貰った時に頭を下げてお礼を述べると、ボーイさんがにこりと笑い、それから突然サービスが良くなった。レストラン内から僕の様子をずっと見てくれているようで、灰皿の交換やコーヒーのお替りをまめにしてくれる。おかげで僕は、無料コーヒーを十杯も飲んでしまった。お腹がガブガブになり、最後は「タマナ(充分)、サンキュウ」と言ってお断りしたくらいだ。コーヒーをがぶ飲みしたせいで、その後何度もトイレに通うことになった。
 こんなやり取りもこのホテルが気に入った理由の一つだが、部屋は清潔で、床が僕の好きなフローリンであることも良い。(フィリピンの安ホテルはタイル床が多い。因みに我が家はタイル張り)ベッドはしっかりダブルで広く(安ホテルは狭いナンチャッテダブルが時々ある)、バスルームにバスタブは無いが、家に居る時でもどうせいつもシャワーしか使わない。シャワーからは湯量十分の熱い湯が出る。
 結構日本人客も多い。僕は本来、日本人客は少ない方が落ち付いて良いが、それだけ日本人に受け入れられているホテルのようである。

 朝イミグレーションに行く際、道路で拾ったタクシードライバーの奥さんがタバコシティー出身という話題で、道々ドライバーと話しが盛り上がった。そのドライバーはとてもフレンドリーかつ紳士的で、イミグレーションに到着した時メーター料金に加算した五十ペソのチップ(それしか細かいお金がなかった)をとても喜んでくれたので、僕は単純にその人を信用できる人だと思った。
 そのドライバーとは一旦別れたが、その時ドライバーが、空港に行く際ホテルに迎えに行くと言い、自分の名前と電話番号を僕にくれた。せっかくだから少しチップを奮発して利用してあげようと、僕は朝の九時頃、十時四十五分にホテルに来てくれと彼にテキストメッセージを送ると、すぐにOKの返事がきた。
 十時半にホテルのチェックアウトを済ませタクシーを待っていると、ドライバーからマカティの渋滞にハマっているので、ピックアップを十一時にしてくれないかとテキストが入った。フライトが二時なので、十二時まで空港に到着したいが大丈夫かと返信すると、それは間違いなく大丈夫だという心強い答えが返ってきた。
 突然また少し時間ができたので、ホテル下のコーヒーショップで、いい加減飽きてきたコーヒーを再び飲みながら待ったが、十一時になってもそのタクシーがやって来ない。今度はテキストでなく電話を入れると、彼は今そちらに向かっている途中だと、そば屋の出前のようなことを言った。何時に此処に来れるかを尋ねると十分だと言われ、ここで僕は嫌な悪寒に襲われたのだが、せっかく向かってくれているからもう少し辛抱してみようと、今度こそお願いだと言って電話を切った。それから十一時半まで待っても彼はやっぱり来ない。
 再び僕から電話を入れると、ドライバーが既にマラテエリアに入っていると言った。完全にそば屋の出前状態だ。ではあと何分かかるかと訊いてみたら、突然ドライバーが、二時のフライトだったら空港に一時到着で大丈夫だから、もう少し待ってくれと言い出した。いや、国際線二時のフライトで一時の空港入りは問題あると僕は言ったが、彼が問題ないというのでこれでアウト。申し訳ないがホテル前で別のタクシーを拾い空港に向かうのでもう来なくてよいと伝え、慌てて別のタクシーに乗り込んだ。せっかくあった時間的ゆとりが、如何にもフィリピン人らしい彼の対応であっと言う間になくなり、逆に心配になる時間帯となった。
 拾ったタクシーが少し走ると確かに道路の渋滞が酷く、車がピタリと止まった。ドライバーに、高速代(スカイウェイ)を払うからそっちで行ってくれとお願いし、ついでに空港に十二時まで到着したら高速代とは別に五百ペソ払うと言ってみると、若いドライバーが俄然やる気を出し始めた。車の間をぬって気持ち良いくらい強引に前に進む。それは大して足しにはならないが、スカイウェイに乗ると彼は、空いていた道路を快調に飛ばした。そしてそのドライバーは、絶対に無理だと諦めていた十二時に二分を残し、空港に到着してしまった。こちらも安心し、気持ちよく高速代プラスタクシー代として六百ペソを彼に渡すと、また自分を使ってくれといい、彼は名前だけを言い残し機嫌よく去っていった。名前だけ貰っても次にどうやって呼んだらいいのか分からないじゃないかと思ったが、そんなところで悩んでいる場合ではない。空港に入り急いでチェックインを済ませた。

 空港内がこれまた空いていたので、チェックインが素早く終わるところまで良かったが、その後、既に支払い済みだと思っていた空港使用料を払えと言われた。いや、正確には従来取られていた七百五十ペソの空港使用料ではなく、それが五百五十ペソのカスタマーサービスチャージという名前の徴収金にすり替わっていた。「なんだこれは?」と思った僕は、三回ほどこれは本当に支払う必要があるのかと念を押したが、払えと言われて渋々払った。相変わらずあくどいやり方だ。空港使用料をチケット代と一緒に徴収し、空港の現金収入として少し安めの五百五十ペソの徴収金名目を新設したのではないだろうか。知らない人は、安くなって良かったねと言いそうなやり方で、騙し打ちのようで腹が立った。
 その後のイミグレーションで、今度はリエントリーパーミット料を徴収されたが、昨年散々支払ったにも関わらず、スタンプが新しくなったので、初回料金の二千八百八十ペソを取られた。次回からは二千百ペソくらいになるようだが、これも何か腑に落ちない。
 国家ぐるみの悪徳商法に引っかかった気分だったが、とにかく時間がないと焦っていたのに、昼食を取る時間ができるくらい手早く進みそうだったから、大人しく従うことにした。(‥というか、悔しいがそのような仕組みだから騒ぎようがない)

 このように、少々ムカつく酷いこともあったが、今回マニラに到着しマレーシアに出発するまで、実際に良かったことも結構あった。
 それは、初日大虎で美味しいポテトサラダとラーメンを食べて幸せ気分に浸ったこと、ホテルが思っていたより綺麗だったこと、ヒロシさんと思わず電話で楽しい会話ができたこと、ホテル内で無料インターネットが使えたこと、ホテルロビーに怪しい女性がたくさん座っていてドキドキできたこと、最近すれ違いの多かったshunsukeさんとゆっくり会話ができたこと、出発日に無事に素早くiCardを貰えたこと、朝からゆったり「もう結構」というまでコーヒーが飲めたこと、約束したタクシーが来ない間道路を歩くセクシーフィリピーナをたくさん見れたこと、マレーシア行きの便に無事乗れたこと。
 こうして考えて見ると、上手い具合にプラスマイナスがバランスしているではないかと、マレーシアに向かう機上で納得しようと頑張っている自分がいた。



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