フィリピーナと共に
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フィリピン生活:カテゴリの記事一覧です。

2012年05月25日

536.子育て

ここ数日間、インターネットがまるでだめだ。特に先週の日曜は壊滅的に遅かった。加えて当ブログを掲載しているsessaaの調子が悪かった。後に障害報告が出ていたが、それを知らない僕は、フィリピン国内のインターネットが悪いのか、sessaaがおかしいのか訳が分からなくなり、午後からインターネットを諦めた。日曜はいつも比較的遅くなる傾向があるので仕方がないと思っていたが、それから調子の悪い日が続いている。
インターネットが遅くなると、イライラが募る。いっそのこと、まるで動かなくなってくれたらいいが、ちょろちょろと動くから始末が悪い。

そんなパソコンと格闘している時に、ユリがばたばたと走ってくる音が聞こえたと思ったら、部屋の入り口の前でずっころんだ。ばたっと音がして、ユリがタイルの床に万歳の恰好でうつぶせに倒れていた。ハッとして僕が見ている数秒間、ユリは泣きもしないので大したことがないと思っが、ユリが微動だにしないので抱き起こすために椅子から腰をあげたところで、彼女の大泣きが始まった。モナがささっと近づいてきてユリを抱き起こしたので、どこかぶつけた?と訊くと、顔をぶつけたようだと言われた。
ユリの顔を見ると、すでに左目の脇から頬、顎にかけて、細い一直線の青あざが浮かび上がっていた。転んだ時に、部屋の入り口のコーナーで打ってしまったらしい。結果的には大したことはなかったが、転んだ勢いで、しかも無防備に顔から突っ込んだのだから、もしぶつける箇所が少しずれていただけで、大けがになるところだった。おそらく反射的に逃げて顔を反らしたのだろう。だからぶつけどころが顔の中心からずれたような気がしている。ぶつけたところをすぐに冷やし、ユリを落ち着かせて様子を見たが、打ったところを触っても激しく痛がることもせず、ミルクを飲みながらクリーブの中で寝てしまった。あまりに熟睡しているので、頭を打った後と同じ深刻な症状ではないだろうかと、僕は度々ユリの息を確かめ、そして揺すってみてユリに反応があることを確認していた。

とりあえず生きているし寝返りもしているようで、安心はするものの、こうなると親とはダメなもので、とくに小心者の僕は、もし打ちどころが悪かったらどうなっていたかを考え出し、ついでに様々な転倒シーンや鋭利なコーナーに顔から突っ込むユリを想像し、自分の体に震えが走るほど色々なことが心配になってきた。そのたびに、子供とは体が柔らかく、しかも危険を回避する反射能力も自然と身についているものだから、たいしたことはないと一生懸命自分を慰めるが、それでも心配は収まらず、さてどうするかと考えた。
コーナーというコーナーにはクッションを貼り付け、コンクリートの壁、階段、あらゆる危険個所に対策を施すことを考えてみたら、今度は想像の中で、家の中が張りぼてだらけのとんでもないものになってしまった。
そうかといい、ユリに何をするのも駄目だ、危険だと言い聞かせるのは、先日僕がモナに言った、子供には色々挑戦をさせ失敗を経験させろという持論と異なる結果になる。
ここは親の我慢も必要で、しかし最悪の事態は回避できるようしっかり目を行き届かせる必要もあるが、これは口で言うほど簡単ではないぞということに、しみじみ気が付いてしまうのだ。

とにかく昨夜から今朝にかけ、ユリには、走るなという言葉と、歩きなさいという言葉が何を意味するか、この二つを一生懸命教えている。危ないと感じた時に、ユリがこの言葉にしっかり反応するためだ。それでもはしゃぎ出したら言う事をきかないのが子供だろうが、教え込むことは無駄にならない。
僕がウィ―キング(歩く)と言いながら、両腕を振って足踏み前進をしてみせると、ユリは全く同じことをする。どうも歩き方が自然ではないなぁ〜などと思うが、僕の真似をすればそうなることは当たり前。それじゃどうやって教えればいいのか。今朝もユリの後ろをついて回って、そうそう、ウォーキング、ウォーキング、ベイリーグッド!などと言って教えているが、これが結構疲れる。
今度は僕が小走りしてから、ドントラン(走るな)、ランニングはだめだめ(ユリはダメという言葉は理解している)と、立てた人差し指を左右に振って言えば、ユリは人さし指を振ってダメダメ、と返してくる。僕が教えたいことが、本人に分かっているのか分かっていないのか、こちらがさっぱり分からない。
子育てとは実に厄介だ。仕事より根気を要する。それも知らずモナに演説をぶった自分が恥ずかしい。しばらくこの格闘は続きそうだ。


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カテゴリー:フィリピン生活
エントリー:536.子育て
2012年05月24日

535.ヒロシさんは元気だった

昨夜思い切って、ブログ「ロクデナシひろしの激しく踏んづけて」のヒロシさんに電話をしてみた。これまでヒロシさんとは、ヒロシさんのブログで当ブログに過大な御評価を頂き、その後ご丁寧なコメントや連絡を頂いていた経緯があり、まだお会いしたことがないにも関わらず、僕が不思議な親近感を勝手に抱かせて頂いていた方である。
電話ではあるが初めてお話させて頂いて、やはりヒロシさんは立派な方だった。
ヒロシさんが過去にブログで書かれていたことは、女性にまつわるハチャメチャな内容が多く(敢えて自分をおとしめるように書かれているとお見受けしたが・・)、世間の読者の中にはそのブログの表面部分を見てヒロシさんを誤解されている方が結構いらっしゃるような気もしていた。しかし親愛なるビコールSさんは、「ブログではあんなこともこんなことも書いているが、彼は頭の切れる人間・・のはずだ(まだ会って直接話したことがないので)、間違いない!」と言って憚らず、僕はその言葉を10回は聞いたような気がする。

ちなみに、突然話しが飛んで申し訳ないが、ヒロシさんのブログに登場する方は、必ずヒロシさんからブログ上での何かしらの称号を頂いている。(例えば毛さん・・など)それで僕もビコールSさんと昨夜電話で話し、いつまでもビコールSさんというイニシャルでは申し訳ないので、ブログ上の名前を何か考えさせて下さいと申し出た。それで早速考えたが、頭文字のSはそのまま使いたく、日頃のビコールSさんの話から僕が感じる彼の深層心理と照らし合わせ、これからサドさんと呼ばせて頂こうと一度決定した。しかしよく考えればビコールSさんには、コメントをギョウさんのニックネームで投稿頂いているので、思い直してこれからビコールSさんを、ギョウさんと統一して呼ばせて頂きたい。

最近ヒロシさんのブログが止まっていることを気にするギョウさんは、自分が突然様子を確認するのはおこがましいので、ヒロシさんの電話番号を持っている僕に是非電話をしてみてくれと言った。僕もフィリピンに戻ったら、機会があれば是非お会いしたいと思っており、ブログ上のコメントでヒロシさんにもそうお願いしていたので、いずれ電話をしようと考えていた。昨夜の目的は、元気かどうかを確認したい、ただそれだけであった。

実際にお話しさせて頂くと、ヒロシさんは話し方が丁寧な方で、人間的にきっちり・かっちりした印象を与える方だった。ブログ上で見せるあのふやけた感じが微塵もない。さすがに僕の敬愛するギョウさんは、その辺りをしっかりとお見通しだと感心することしきりである。
これまでブログというインターネット上のバーチャルな世界でお互いを知っているに過ぎなかったが、肉声で語り会えば少しは様子が分かってくる。それでも直接会って話をすれば、お互いにそれぞれ抱いていた印象がガラガラと崩れ落ちる可能性が無きにしも非ずだが、僕がこれまでメールを交わさせて頂いた方々、電話で話をした方々で、その中で抱いた印象が直接お会いしたことでまるで反対の印象に変わったことは、過去一度もない。メールや電話だけのお付き合いの方でも、長く付き合って最初の印象が変わったこともない。これは、これまで何度も言ってきていることだが、当ブログに近づいてこられる方々は、幸いにも芯のある素晴らしい人ばかりで、僕の自慢はそのことに尽きる。
そんなことを言えば、ヒロシさんに「初めてというのもは何にでもある」などと言われそうだが、それはこちらが心配していることで、ここではっきり言わせてもらうなら、僕はブログ上で過大評価されているような気がしてならず、実は結構底の浅い、極普通の人間だ。会ってがっかりされるのではないかと心配するのは、こちらの方である。
ただ僕は、ブログをきっかけにお会いする方々には、何か下心を持って近づかない、自分の価値観で相手を評価しない、相手の価値観を否定しない、その中で対人関係を楽しみ、相手の素晴らしい面にたくさん影響され自分を見直したい、そんなことだけを考えている。そのような気持ちを持って、僕はヒロシさんにお会いしたいとお願いしたのである。僕がいつも自分と同じ匂いを感じるcmさんが、「ヒロシさんには会ったことはないが、自分はあの人を尊敬している、是非会ってみてくれ」と言われたことも、僕の中では多大な影響を及ぼしている。

さて電話で話をし、ヒロシさんはとても元気なご様子だった。心配するようなことはなく、最近は農業に没頭しているようなことをおっしゃられていた。
今朝ギョウさんから電話が入り、さっそくヒロシさんのブログがアップされたから、是非見てくれと言われ覗かせて頂いた。何か僕が、ヒロシさんが満喫している生活のペースを邪魔してしまったような気がして悪かったかなと思ったが、それでも昨夜話しをさせて頂いて、僕はよかったと思った。
昨夜の話しで、僕が今個人的に取り組んでいる無謀なことを、少しだけ報告させて頂いた。それに対してヒロシさんは即座に、「それはいいことですよ、なんでもやってみないと始まらない、どんどんやってみて下さい、素晴らしいことですよ」とすこぶる快活に反応して下さり、僕はそのことだけでも嬉しくなって、俄然やる気を頂いた。
もともと愛があるわけでもなく、ビジネス上の付き合いがあるわけでもなく、ただフィリピンに関わりがあるという共通点だけでお付き合いをするのは無理がある。なぜ人と人が付き合うのかと言えば、この電話でやる気を頂いたように、お互いを刺激し合え、励まし合え、よい影響を及ぼしあえるからであり、ただそれだけに意味がある。そしてただそれだけのことは、実に大きく深い意味を持っている。
それを予感させてくれたヒロシさんとの昨夜の会話に、僕は思い切って電話をしてよかったと嬉しい気分になり、ギョウさんにも昨夜のうちに早速電話で報告させてもらったのである。


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2012年05月23日

534.名誉を損なう

最近にわかに忙しい。細々した仕事を複数抱えているので、とにかく頻繁に電話やメールがくる。加えてインターネットも調子が悪い。さらにはプライベートで取り組んでいることがあり、そちらは仕事の合間にやっているつもりがいつの間にか本腰が入ってしまうので、日本から電話がくるとまた慌てて仕事に戻ることになる。こんな生活になっているから数日寝不足気味で、今日も朝から眠い。

今日も仕事の関係で朝からややこしい説明メールを書いていると、ママが険しい顔をして、開けっぱなしの部屋のドアをさささっと通り抜け、まっすぐに部屋奥のバスルームへ直行した。バスルームではモナとユリがシャワーをしていた。少ししてからモナがバスルームから出てきて、「体の秘密、無くなったなぁ」と笑いながら言っている。
一瞬何を言っているのか分からなかったが、数秒後にピンときた。

今我が家は外壁の工事をやっていて、連日数人の職人さんが出入りしている。そんな中、僕は昨日シャワーをしながら、シャワールーム側の壁が始まったらバスルームの窓を通し、職人さんから中が見えてしまう可能性があることを、僕は気が付いていた。
「もしかして、そっちの壁の工事が始まっているの?」
「おーおー」
「あら、それじゃ見られちゃった?」
「分からない、でもママがそれ言いに来て、窓にバスタオルをかけていた」
ママは工事の場所とモナのシャワーに気がついて、慌ててバスルームに行って自らバスタオルを窓にかざしていたそうだ。何ともママらしい行動だと思った。
「それ、僕も昨日気が付いていたんだよなぁ」
「何で言ってくれない」
「そんなこと、自分で気付けよ、女なんだから、男の僕だって気が付いたんだよ、さて、それじゃあ僕もシャワーをするかな」
「あなたも見られちゃうよ」
「いいよ、そんなの、おらおらって言って見せてやる、向こうが見たくないんじゃないの?」
僕は腰に手をあて、股間を前に突き出す恰好をしながらモナに言った。
「でも、日本人のチンチン見たことないから、うわさするかも」
「それって大きいとか小さいとか?」
「そう」
「で?見たら何てうわさすると思う?」
「う〜ん、元気ないから、小さいって言うかも」
「そっか」

僕はバスタブの淵に乗っかり、窓から職人さんの位置を確認した。すると、職人さんは丁度バスタブのある裏手にいて、窓を通してこちらは見えない位置にいた。小さいと噂されるのは癪だし、それが日本人はみんな・・という話しに発展した場合、他の日本人の方々に多大な迷惑がかかるので、僕は日本人代表になったような自覚を持って、決して覗き見されないことを確認してから堂々とシャワーを始めた。

シャワーが終わった頃、モナがバスルームに入ってきた。
「ふぅ〜、すっきりした」
「窓にバスタオルもかけなかったの?」
「おお、職人さんはそこにいるから、バスタブの所は見えないじゃん、大丈夫だよ」
「あなた何言ってるの?このミラーから見えちゃうでしょ」
バスルームの洗面台の前には、カスタムで作った畳1畳くらいの大きな鏡がある。職人さんがいる場所と鏡とバスタブの位置関係は、それぞれが三角の頂点にいるような具合だ。
「あら、ほんとだ・・・、だったら鏡に向かって、おらおらってやればよかったなぁ」
「ばか!」

日本人代表として、日本人の名誉を著しく損なってしまったことを、僕はここで深くお詫びしたい。


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